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MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

何故自ら辞めないのか?

2010-04-10 01:14:39 | Weblog

与田剛氏“続投”表明、視聴者からの意見は…(スポーツニッポン) - goo ニュース

 しかしNHKはずいぶんと寛容ではないだろうか? 与田剛の妻である木場弘子が

許したとしても30代女性と不倫したのみならず妊娠させた上に中絶までさせていた

男を番組のメインキャスターとして“続投”させるというのである。昔、テレビ朝日の

アナウンサーだった徳永有美がお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良

との不倫が発覚した時には自ら番組を“降板”していた。女性が男らしい態度を示す

のに、男性が男らしい態度が取れないのが不思議である。これまで寄せられた約

200通の電話やメールの「半分以上は“辞めてもらったほうがいい”だった」という

のであるならば、辞めてもらえばいいと思う。私はこのような男のために受信料など

払いたくはない。


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『シャッター アイランド』 90点

2010-04-10 00:54:30 | goo映画レビュー

シャッター アイランド

2009年/アメリカ

ネタバレ

アメリカン・ニューシネマ、再び

総合★★★★☆ 90

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 (おそらく)作品の前半でオチが分かってしまったために映画評論家のおすぎ氏を落胆させたという曰くつきの作品であるが、当初、2009年10月30日の日本での公開を2010年4月9日まで延期させたほど練りに練られた作品の謎解きがそれほど簡単になされてしまうとは考えにくく、要するに作品の質がM・ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』的なものなのか、あるいはおすぎ氏の‘シックス・センス’が冴えまくっていたためなのか確かめるべく公開初日に映画館へ駆けつけてしまった次第である。
 この作品は‘謎解き映画’としてプロモーションされているようだが、実際に観賞してみると例えばロン・ハワード監督の『ダ・ヴィンチ・コード』のように謎の解明が丁寧に明かされるわけではない以上、私には謎解きがこの作品において重要な役割を果たしているようには思えなかった。
 名作『タクシードライバー』の監督であるマーティン・スコセッシ、‘ジャック・ニコルソン化’しているレオナルド・ディカプリオ、精神を病んだ犯罪者だけを収容している孤島を舞台としていることを鑑みるならば、私たちはすぐにミロシュ・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で』を思い出さずにはいられないはずである。ラストのレオナルド・ディカプリオが扮する主人公のテディ・ダニエルズの「モンスターとして生きることと、善人として死ぬこととどちらが良いだろうか?」というセリフはそのまま『カッコーの巣の上で』のラストのジャック・ニコルソンが扮する主人公のランドル・パトリック・マクマーフィーを窒息死させた後に精神病院の窓を破って出て行ってしまうネイティヴアメリカンの2人の有様を指している。つまりこの作品はアメリカン・ニューシネマの‘若者の挫折’というテーマを踏襲しているのである。また挫折かと嘆く必要はない。死が避けられない以上人は必ず挫折せざるを得ないのであり、だからテディ・ダニエルズの最後のセリフは「‘モンスター’として生きることが真に生きるということであり、‘善人’として生きることは死んだも同然だ」と挑発的に捉えるべきなのである。


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