ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

安全、安心のぬるま湯

2019-05-24 | 政治

2014 富良野

5月だというのに連日30度越えの猛暑日になる異常気象に、
地球温暖化が待ったなしの状況になっていると感じる。

この気候変動に対し、スウエーデンの16歳の少女が1年前から
危機を訴えて抗議活動を開始し、この抗議運動が全世界の若者の間に
大きな広がりを見せているという。

3月15日は全世界にデモを呼び掛け、その参加人数に驚いた。
イタリア50万、ドイツ30万、フランス20万、カナダ16万
英国3万、米国2万、日本230人、ロシア、中国はデータなし
この数値がその国の環境に対する取り組み姿勢を表している。
すなわち、政治を動かすもとになる若者の姿勢が日本では全く
失われているのが現状であり、右肩下がりの日本の将来に大きな
不安を抱かざるを得ない。

16歳の環境活動家グレタ・トウーベリさんは国連で演説する
など注目を浴びているが、「脱化石燃料」に向かう国際潮流に
逆行し石炭火力発電を推進する日本に対し、
「なんの期待もなかった。世界をリードするなどと言いながら
何もしない」と非難しているという。
何とも情けなく、恥ずかしいことではないか。

”安全、安心”というのが現在の日本の合言葉になっており、
どっぷり浸ってなんの変化も望まない
♪ いい湯だなー ♪♪