ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

散り椿を見た

2018-10-16 | 日記


モントリオール国債映画祭で、審査員特別賞といういわば準グランプリー賞をもらった映画で
葉室麟の小説が原作。
木村大作監督、岡田准一主演による作品だが、立山連峰を背景にした非常に美しい時代劇
という評にたがわず、TVでは味わえない世界を堪能した。
日本の時代劇が国債映画祭で高く評価されるということは、やはり質の高いものであり、
侍日本の微妙な感情がはたして世界の人々に理解できるのかしらんというのは、
私の勝手な思い込み、いいものは国境を越えて理解されるものだと再認識させられた。

現在私の住む相模原市では、最近まであった近所の映画館がなくなり、少し遠いところまで
出かけなければならなくなったが、近所にあった映画館の上映映画は5個あるスクリーンで
あまり見たい映画が上映されることがなく、ほとんど見に行かなくなっていた。
子供むけアニメ、ホラー映画、アメリカの爆発アクションなどが多く、嘆かわしく思っていたので
久しぶりにすがすがしい気分を味わうことができた。

いい映画はあるのですねー。