SL230 インプレ

書くのをすっかり忘れていた


SLのインプレ

まず、一番最初に乗った感想としては
「安心感」って言葉がぴったりと当てはまる。
両足べったり、軽い、そして小さい
スペックでは重量116Kg、BAJAは126Kgだから単純に10Kgも軽い
これは起こすのも楽だし、引きずるのも楽と良いこと尽くめ
全高も10cmほと低いので倒木くぐりも楽だし、
全長もこれまた10cmほと短いので狭い場所でUターンするときなどの取り回し半径が小さいので重宝する。
反面最低地上高が低いので腹を良く引っ掛ける。
丸太越えなんかヤジロベェ状態だし、
セクションじゃなくてもちょっとワダチが深いとすぐ引っかかるので
その辺の乗り方を意識してうまくやる必要があるねぇ

操作系で目に付くのは

チョーク
ハンドル左前部についてる。
一度、急にアイドリングが高くなりアクセルレスポンスが悪くなったことがあったのだが
原因は藪でチョークが引かれてるのに気がつかなかったってのがあった。

あとはクラッチがメチャクチャ重い
ワイヤーが悪いのかと思ったら手で引っ張れるくらい軽くクラッチが切れる。
だがレバーにつけると途端に重くなる
何でだろう？

エンジンは低回転での粘りが恐ろしく良く
アイドリング付近ではBAJAではエンストしていた領域でもまだ粘る。
エンストする気配が無く低速コントロールがとてつもなくしやすい
トルクフルで力強く回るエンジンは好みである。
低回転の粘りのおかげでアクセルコントロールがしやすいのと
太いトルクがあわさり登坂力がものすごい
BAJAだとちょっとアクセルミスるだけでリアがあさって向くようなツルツルの路面でもグイグイ登る

ロードの巡航は70Km程度がベストかな、
がんばればもう少し行くけどこの手の車両にそれを求めるのはナンセンスって話だ。
町乗りには十二分な性能だね。

さて、ちょいとフロントアップの練習をしてみたんだが
ヒョイヒョイと簡単（BAJAより）に上がる
そういう車両バランスなんだろうか？
ただヘタッピなので下ろすとき勢いが付いちゃうのでちょいとガッシャンとなる（笑）
そのときのフロントサスの感触はちょいと硬めである。
個人的にはもうちっと柔らか目が好みかなぁ

サスが固めなのでダートでのアベレージは低め
ちょっと速度を出したらフロントがギャップをひろった瞬間にあさって向いて怖い思いをした。
ハイスピードでダートを駆け抜けるのには向かない
そのそもおいらにテクがないから関係ない（笑）

ブレキーは良く効き申し分ないのだが
OFFだと効きすぎですぐロックしてちと怖い（笑）
ケモの下りでいつもの調子でフロントブレーキかけたらツンノメリそうになって冷や汗かいた。

総評はバランスが良くトコトコ走るのに最適のトレッキングマシン
地上高以外は超ケモ向けマシンだよ。

そんなおっさんの平穏な一日