デビューフェア初日に行って早速乗ってきました。
だって、着いた早々社長に挨拶したら開口一番「乗ってきたら」って勧められたんですもの
すっかり見透かされています。(笑)
さて、実物はかなりコンパクトですね。
見るからに軽量なイメージです。
またがってみると、、、、、
かなりシートが高いです。
R12GSと同じくらいです。
(カタログ値だと840:870だからHi側だとGSより10mm高い)
これで結構断念する人いるんじゃないかなぁ
シートは硬めでカッチリしたイメージ
アップハンドルですが意外と遠い、おいらの体系だともう2cmくらい高いと楽チンでいいかも
ステップ位置はかなり良好、ワイドステップが標準なのもいいなぁ
メーター回りは非常にシンプル、スピードは液晶でタコは無しです。
ODOは17Kmとバリバリの新車(そりゃそうだ)
スピード表示が非常に大きく見やすいです。
これは好みが分かれるところですが、瞬間的な識別はやはりアナログの方が優れているきがするなぁ
面白いのはモード切替でODOとTrip*2の他に
電圧計が付いている事
これは何気にうれしい装備ですね。
でもエンジン切って写真撮ってたらあっという間に12vから9vとかに下がっていったんですけど、
R12GSと違ってキーONでライトもついているからかなぁ?
ちょっとビビリました。(笑)
エンジンをかけると意外と静かで「タッタッタッタ」とシングル独特のエンジン音
F6と同じような感じです。
おもむろに走り出すとシングル独特のトルク感でグイグイ引っ張られる感じ
ちょっと回してみましたが回転で走るタイプではなくトルクで走るバイクですね。
かといって回せばかなり良い感じで加速する。
そこら辺はシングル感丸出しでおいらは好みです。
軽い(160Kg)車重のおかげでカタログ値以上の馬力(53PS)を感じます。
ただ、回すと振動がすごい、シートがかなり振動してお尻が揺れます。(笑)
シングル乗ってるんだなぁと実感できます。
続いてハンドリングですが、まだタイヤの皮むきも終わっていなかったので
あまりバンクさせるような乗り方はしませんでしたが
アップハンドルのおかげでステアが楽で乗りやすい
F8Sに乗ったときのようにサスの動きを意識しないでも曲げられる。
ただ、バンク角を深めに取ったらセルフステア(?)が強く効いてレールに固定されたようになりバンク中にラインの変更などのコントロールが出来なくなることが一度ありました。
(代車のSL230もそんなステアリング感覚でしたね。)
ブレーキはまだあたりがついていないだけかもしれませんが
はっきり言って効きません、思ったより制動距離が伸びます。
これはビックバイクで久々のシングルディスクってのもあるのかもしれませんね。
でも、それはフルブレーキング時の話であって普通に乗っている分には問題ない感じです。
サスは硬めでカッチリした感じがしました。
かといってギャップではねる感じもせず良い動きをしてくれます。
ピッチングも少なく乗りやすいですね。
フロントに倒立が入っているのも効いているのかな?
さて、Gシリーズの中でXcountryの立ち位置はスクランブラーらしいのでそれならOFFも走らねば
ってな感じで今回は土の上も走って見ました。(試乗でするなよ)
とことこ流しただけですが良い感じで走ってくれます。
ちょっとアクセル開けると尻を振る感じが楽しいコントロールもしやすい
角度にして30度くらいかな?高さ1m程度の登り下りもさらっとこなせます。
250のOFF車感覚ですね。
看板に偽り無しです。
これならON/OFF問わずにトコトコ走っていくことが出来るでしょう。
まさに「マルチで使えるツーリングバイク」ってのがぴったり当てはまるバイクです。
さて、いいところばかりではなくマイナス点もありました。
足元が非常に暑いです。
ラジエターの熱が足の方に抜けてくるのでかなり暑い
土曜の陽気(20度くらい?)で信号待ちでラジエターファンが回っていたので熱容量も結構厳しい気がしますね。
そして、停車時にファンが回るとこれまた暑いんですよね。
そんなマイナス面も見られましたが、
これって町乗り最強ですね。
日常的にも使いやすそうですし、ツーリングでも何処にでも入っていける走破性があり
マルチに使えますね。
そんなおっさんの平穏な一日