さて、毎度おなじみ適当インプレである。
収納サイズは
45cm×20cmでコンパクトツーリングテントST(以下ST)に比べると
一回りデカイ
内容的には
インナー、フライ、ポール、ペグと
変わった装備はない
ポールはアルミ素材が
3本
赤系が立ち上げ用(?)で黄色が前室用
早速フライを
立ち上げてみる。
なんと言っても完全自立はうれしい
形状は立ち上げ用の
ポールが2回交差する魚座型と呼ばれる形
ポールはフライのスリーブに通すタイプなんだが
普通のクロス方式と違って
魚座型はスリーブに通すのが結構手間
通してしまえば立ち上げの手間はそれほど変わらない
写真を撮るのを忘れたがポールのエンドはSTと同じピンに差すタイプ
お次は
インナー
こんな感じに
フライに引っ掛ける
引っ掛ける位置が1対1で決まっているので
これも
慣れるまでは位置を間違ったりして面倒
で、
一番いただけないのは
インナーの
四隅はペグ打ち(笑)
フライに引っ掛けるようにしてくれれば良いものを
なんでこんな仕様にするんだか、
取りあえず後でゴムひもとフックを用意することに、
ペグが打ち終われば
完成!
はっきり言って超デカイ!(笑)
入り口は
こんな感じにD型
前室も
STとほぼ同等かそれ以上の広さ
インナーも
広大(笑)
STが210×120何に対して210×145と横幅25cmの差はデカイ
高さも10cm高いので天井の圧迫度も違って快適
入り口は当然メッシュとフルクローズが可能
入り口とは別に短辺に二箇所ベンチレーターを装備
そして実は
完全に左右対称な作りなので
全室同じ広さの
後室も装備(笑)
入り口を両方開ければ
風通しもバッチリ
モデルを起用してみれば
広さも分かるだろう(笑)
これだけでかくて広いと重量が気になるところだが
実測でSTの3.4kgに比べても3.8kgとわずか400gの差しかないのは秀逸
さて、いいことずくめのような気がするツアードーム2だが
はっきり言ってソロで使うにはでかすぎる(笑)
あんなに広い後室はいらん(笑)
キャンプメインだと使い勝手が良さそうではあるが
ツーリングメインではあまり使いたくない感じ
気持ちよく走った後の夕暮れ時にこれの設営はあまりやりたくない
見た目もデカイので設営場所(キャンプ場以外)も結構考えさせられると思われる。
そして、
パッキングしたら
最初に比べてサイズが1.2倍くらいになった。(笑)
単車に積むには大きい感じになったよ。
うん、マイナスポイントが一つ増えた。(笑)
さて、以上は仮設でのインプレ
実使用ではより良し悪しがはっきり出てくる。
よい点はなんと言ってもその広さ
前室では
トップケースを置いてなおテーブルを置いてお食事可能!
さらに後室には
濡れたカッパを広げたりしてもこの余裕!
インナーも広いので雨の夜テントに閉じこもっていてもストレス無し!
居住性能は抜群によろしい
さらに、
フライシートが自立式なので
雨での設営と撤収でインナーが濡れるのを防げるのが今回助かった。
でも、収納袋が1つなので取り出す時とフライの設営まで
うまく濡らさないようにする必要あり(笑)
お次ぎに
マイナス点はといえば
やはり
設営と撤収の手間、
どちらも軽く15分はかかる
走り終えた後にこの手間は結構面倒
もう一つ面倒なのが雨天時のフライの撤収
フライのスリーブにポールを通して自立させるタイプなので
撤収時には当然
こうなるわけですよ。
そうすると当然フライの内側が
汚れる。
これ結構厄介です。
あとは
インナーの清掃(?)が面倒
テントを使用すれば多かれ少なかれインナーに砂なり葉っぱなりが入り込む
ポールに吊るすまたはスリーブ式なら固定したまま入り口を空けて
持ち上げて振ればいいんだが
こいつはフライに吊るすタイプなのでそれが使えない
これもマイナスポイント
やはり一長一短あるが
居住性能の高さが秀でているので手放せないテントになりそうだ。
ロングの雨天でも安心して引きこもれる(笑)
そんなおっさんの平穏な一日