さて、今回もgooに長すぎると怒られたので3部作になりました。(笑)
おいらも滝まではまだ余裕があった
そして、何故かこの先は写真が少なくなります。(笑)
取りあえず
左右のウィンカーをオトコらしく消失したmioさんのセロー(笑)
さて、
この先はセクションは無いが距離的にはまだ1/3だという
が、
前はセクションじゃなくても数台走った後には立派なセクションが完成
ってのがケモである。
みんな情け容赦なく削ってくれるので涙がチョチョギレた。
タイヤが乗せられるであろうラインがあったはずの場所が無残に斜めってたりして
もう、
みんながおいらに「さぁ、落ちる場所ですよ」って声えかけてるんじゃないかといわんばかり(被害妄想です。)
まぁ、途中までは落っことすまでは逝かなくても
スリップ転倒のリカバリーでキック地獄
そんな展開が多々あり
心にヒビが入っていた
それもmioさんとかirohaくんにヘルプで蹴ってもらったりしながらである。
一週間くらいはirohaくんに頭があがりません (笑)
その節はお世話になりました。
そんな中
最大の難関が現れた。
もうね。
数少ない体験上、見た感じおいらのテクじゃ絶対逝けないのよ。
最初は間違いなくラインがあったはずなんだけど
沢側に対して完全に斜めっちゃってるのよ。
その状態でまだ
mioさんとおいらの2台が残っている。
パワフルガッツマンのmioさんが挑戦するが対岸にフロントがかかるところでリアがすべり落ちた。
もう二人ではどうしようも無いのでヘルプ要請で持ち上げる。
今度はおいらの番、
ってか
ヒビだらけだった心は完璧に粉砕されている状態
さぁ、逝くぞと
スタートすると30cm進んで難所に入る前にリアタイヤがブレイクして落ちた、、、、
引き上げてもらって
さらにキック地獄
ここで
さらに心が折れた。
irohaくん、mioさんにキックしてもらいエンジン始動できたが
その瞬間
「motoさんにライドヘルプ依頼してきます」と前方で元気一杯である軍曹へ伝令に走った。
伝令後小休止させてもらっていたら、かみさんの呼ぶ声が
どうやら軍曹でも厳しかったらしくパワー勝負になったらしい
自分の単車なので当然手を出さないわけにはいかない
しかし、体が本当に動かない
どうにかこうにか現場に引き返し出来る限りの力(スズメの涙)を振り絞って体裁を整えるのが非常に悔しかった。
で、
上り終わったらmotoさんの「さぁ、逝きますか」と当然の無常なお言葉で再出発
このときは本当に泣けた。
その後も数箇所のセクションとはいかないまでもいやらしい所を抜ける。
で、それはそこで起こった。
今度は銀星くんが落ちた。
1m程度の場所だが単車は逆さま
状況からしてズリ落ちたんじゃなくて側転
本人もかなりな落ち方をしただろうが怪我が無かったのが幸いである。
かみさんが逆さまになったシェルパを無常にもケリで一回転させて落とす。
その場からどうにかこうにか引っ張り上げると
さぁ、おいら達の番
おいら的には間違いなく落っことしそうなシーン
滝以降、口数が多くなり悪態ばかりついていたなぁ
極限状態では人の真意が試される(笑)
反省である。
さて、肝心の難所は無事通過でホッとするが、
次の難所で段差を降りてまた登るところが上がれず転倒
ここで
またキック地獄
ここでは執念で蹴り倒してエンジン始動
あ、mioさんにも手伝ってもらったか
ほんと、後ろのおいらを気にして待っていてくれるmioさんの背中には後光がさして見えましたよ。
この後は特に何もなく過ぎたんだけど
決して楽な工程ではなかった。
いや、本来そんな難しいところではないのだが
体力と集中力が落ちている状態だとかなりキツイ
体が動かないからバランスも取れない
それより何より
一番つらかったのがクラッチ
交換したレバーがこれまた重くてしかも切れない
指4本で握りこまないと完璧にクラッチが切れないのだ
いつものように人差し指でグリップ握ったままだと完璧に切れないので
油断するとすぐにエンスト、そしてキックと体力消耗
そんな工程が終わり
舗装路に出たときには心底安堵しましたね。
いろんな意味でここで終わりじゃないんだけど
水飲み場までちょっと舗装林道を走り
待っていたOさんと合流
この時点で大分薄暗くなってきた。
後は駐車場まで
尾根伝いの林道を走るだけ(笑)
ほんと、ここも普通のコンディションなら何の問題もない
だが、プルプル震える腕と握力の無い手ではとてつもない緊張
もう落ちたら終わりなので超集中力を発揮してなんとか無事舗装路に接続して駐車場まで帰り着きました。
もう、
みんな
くったくた
でも、
みんな笑顔
銀星くんは
死んでる。(笑)
楽しいケモライドも終了
一人、また一人と準備ができた準に撤収
今回はほんと
心を折られました。
正直、
駐車場に着いたときには楽しかったとか安堵感より焦燥感のが強かったです。
これでも、時間の都合でセクションの自力突破ルールが破棄されてるんですからね。
ケモは過酷ですよ。
まだまだ、テクと根性が足りん
そして、ホットスターターでエンジンかかりやすくなりましたが物理的に蹴れない場面も多いし
何より体力低下が著しい
やっぱりセル欲しぃなぁ(笑)
ほんと、楽しいケモライドでした。
みんなありがとう!
おまけ
明るいところで見ると
いい汚れっぷりだ。(笑)
そして今回
ミラーが無くなりました。
ひっくり返ったときに右側
左側は最後の倒木くぐりの時に落っことした。
その結果
走りながらダウジングが出来るようになりました(笑)
そんなおっさんの
半死半生だった一日