ケンのブログ

日々の雑感や日記

9月も半ばになって。

2023年09月19日 | 音楽
9月9日 名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。

会場は愛知芸術劇場コンサートホール。

指揮は小泉和裕さん

はじめにピアノ アンドレイ ググニンさんでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された。

曲が始まった時 ググニンさんはちょっと抑え気味に演奏される方なんだなと思った。

その抑え気味というのが 僕にはすこしだけ物足りなく思えた。

しかし 演奏が進むにつれて 細かい音の動きがとてもきれいにできていることに気づき始めた。

あと 静かでロマンチックな曲想の表現もとても素敵 と思うようになった。

結果 演奏が終わってみると とてもいい演奏だったなと感じた。

20分の休憩をはさんで次に演奏されたのがプロコフィエフの交響曲第5番

たぶん 録音 生演奏通じて初めて聴く曲なので プログラムを見ると一楽章 アンダンテ 二楽章アレグロ 三楽章アダージョ 四楽章アレグロ となっている。

二楽章が速くて 三楽章が遅いパターン

基本的にベートーヴェンの第九 とか ブルックナーの8番とか そういうパターンか?と頭の中で勝手に考えていた。

そんなことを考えながら 演奏が始まると 独特の不安な感じ 管楽器の鳴り方の時として悲痛な感じに ブルックナーよりも ショスタコーヴィチを連想することになってしまった。

作曲年代も1944年で 第二次世界大戦中だし。

ただ、プロコフィエフの音楽は ショスタコーヴィチに似ているところもあるけれど 概して 重みという点では ショスタコーヴィチの方があるように僕には思える。

逆に 軽やかな機動性 ということに プロコフィエフの音楽は長けている と感じた。

名古屋フィルはかなり うまいし いい 演奏会でよかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
九月も半ばになって もう 立秋から一か月以上もたつのに 相変わらず蒸し暑いなと思う。

でも 日は短くなっているし 夜には 秋の虫もよく鳴いている。

気候の変動が叫ばれる中 本当に 無事に秋が深まってほしいと思っている自分がいる。

昔は 季節など 自然に 動いていくものだと 思っていたけれど 最近は 季節さえ 無事に 移り変わってほしいと 思っている 自分がいたりする。

それだけ 気候が 変わってきているということなのだと思う。

それは ともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿