ケンのブログ

日々の雑感や日記

野球殿堂

2023年01月15日 | 日記歌入り
1月14日付の読売新聞にアレックス ラミレス氏と ランディバース氏 そして古関裕而氏の3人が野球殿堂入りをされたと出ている。

その3人の顔写真が新聞に立て並びに出ているけれど 3人とも優しそうな顔だなと思う

アレックスラミレスさんは ヤクルトスワローズに現役選手として在籍しておられたとき 背広を着た球団の偉い人(たぶん球団社長とかだと思う)がテレビカメラの前で「それでは 今年のラミレス選手の パフォーマンスを発表します」と言い その横にいたラミレス選手が やはり カメラの前で 「ラミちゃんカチカチ」ってパフォーマンスをやりだしたことを とてもよく覚えている。

小林亜星さんが作詞作曲した 「酒は大関心意気」というコマーシャルソングに 「夢は人には見せぬもの 勝負するときゃ バカになれ それでいいのだ 男なら 酒は大関心意気」という一節があるけれど 本当に あの時は バカになれる ラミレスさんは男だなと僕は思った。

でも 実際には バカではないことは 落合博満さんもよく語っておられた。

ラミレスさんは 状況に合わせた バッティングのできる人だと。

たしか そんなことを語っておられたと記憶している。

ようするに バカになることと バカとは ちょっと違うということなのだと思う。

あほになることと あほも ちょっと違うと思うけれど。

バースさんに関しては いろいろ想い出がある。

大阪で たまたま 行ったメガネ店のご主人が 草野球の審判をしておられる方で 「息子と一緒に甲子園に行った日に バックスクリーン三連発が出たんですよ」と僕におっしゃった。

それで 記憶力のいい僕は その瞬間に 「掛布 バース 岡田ですね」と言ったら メガネ屋のご主人が ニコッとしてくださったことが 僕にはとてもうれしい出来事だった。

バースが三冠王を取った年 そして阪神が日本一になった年に 甲子園の場内インタビューで アナウンサーが 「みんな 神様 仏様 バース様と言ってますが どうですか」とバースさんに質問したら 通訳の人は 訳すのに困ってしまって 「オー ゴッド オー バース とみんな言っていますが どうですか」と急場をしのいでいたことをとてもなつかしく 思い出す。

そういう場面でも 急場をしのぐ実力があるから 甲子園のような大舞台で通訳ができるのだな と感心すると同時に 「神様と 仏さまを 一列に並べるなんて 日本人独特の感覚で アメリカの人にわかるはずがない あほな質問するな」と心の中でアナウンサーに突っ込みを入れながらテレビを見ていたことをとても懐かしく思い出す。

お寺の中に鳥居がある という風景を当たり前とまでは行かなくとも たまには 見ている日本人は つい 神様 仏様 とやってしまうのだと思う。

でも そういう質問にも 誠実に答える バースさんの姿勢が こういう 殿堂入りと言う結果につながったような気がする。

古関裕而さんは 高校野球の応援歌 「栄冠は君に輝く」そして巨人の応援歌「闘魂込めて」そして阪神の「六甲おろし」など野球ファンになじみの深い歌を作っておられることなどが評価されたという。

確か 大阪音大の先生が 市民講座で 「古関裕而さんは阪神の応援歌 六甲おろしを作ってるから 阪神の味方や思ったら大間違いでっせ ちゃっかり 巨人の応援歌も作ってまっせ」と言って 会場の笑いを取っておられたことを懐かしく思い出す。

しかし その 音大の先生は また 「古関裕而さんの 長崎の鐘 これは 私たち日本人が 絶対に忘れたらあかん歌です」とも言っておられた。

その言葉を 僕は 心の中に とても 大切に しまっている。

それは ともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを 第一に願っていきたい。

■氷の世界
井上陽水さんの「氷の世界」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

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