ケンのブログ

日々の雑感や日記

今はもう秋

2021年09月26日 | 日記
暑さ寒さも彼岸までと言う割に秋分の日は暑かった。

しかし、その日の午前になんとなく床は少しだけ冷たいなと感じた。

もう秋だなと。

今日のように雨が降ると昼間でも涼しい。もうこれからだんだん季節が冬場に向かうんだなとそこはかとなく思う。

そろそろ寒くなったときの服装を考えないと、と思う。


今は田舎で暮らしているので例えばコンビニの駐車場に自動車を止めても、こんな涼しい日は近くの田畑から秋の虫の鳴き声が聴こえてくる。

夜になっても虫は鳴いているけれど、少し鳴き方がおとなしくなったようにも思う。

やはり季節は進行しているなと思う。

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ユーチューブでいろいろ検索していたら、ブラームスの交響曲第4番ホ短調が出てきた。

この曲って僕にとっては結構思い出深い。

札幌に1990年代に旅行で行ったときに、たぶん札幌交響楽団の演奏でブラームスの交響曲第4番を聴いた。

緩徐楽章を聴いていて、やっぱり北の大地で聴くブラームスは雄大に聴こえるなと思って感動したことがある。

田舎の町で育ったので、街のレコード店にはベストクラシック100選などと銘打ったレコードしか売っていなかった。


そのベストクラシック100選の中に入っていたブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団の演奏は、今、聴いても本当にしみじみといい演奏だなと思う。

たぶん、田舎でレコード店の品揃えが限られる分、厳選された品揃えだったのだと思う。

昨日の地方紙に作家の村上春樹さんが早稲田大学に、原稿や資料などをいろいろ寄付されたという話題が出ていた。

その村上春樹さんの ノルウェイの森 という本に
「オーケストラは直子の好きなブラームスの交響曲第4番を演奏することになっていた」という記述があったと記憶している。※本が手元にないので一言一句正しく記憶しているわけではないことを付記します。

これは、主人公の大学生ワタナベくんは、直子という女性とコンサートに行くことになっていたけれど、寮で同室の突撃隊というあだ名の子が急に熱を出して、その看病のためにコンサートに行けなくなってしまう。

そのコンサートの演奏曲目がブラームスの交響曲第4番という文脈の中で出てきた。

そこを読んだ時、小説のちょっと陰鬱な雰囲気とブラームスの4番という選曲がなんとなくマッチしていると思った。

秋、という季節に似合う音楽でもあるようにも思う。

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東京の町田で学校から渡された端末で小6の女の子が自殺してしまった問題で、学校は市の教育委員会から推定しにくいパスワードにするように求められたが設定を変えなかったと新聞に出ている。

そして、その理由を「今後第三者委員会が調査する」と市の教育委員会はしている、と新聞は書いている。

コロナのときで端末を見切り発車してしまったこともあると思う。

そういうドタバタのときだし、端末とパスワードということで専門性を要することなので、調査は第三者委員会となっているのかもしれない。

最近、不祥事が起きると第三者委員会という言葉が出てくること多いなと思う。

それはそれで、時代の流れなのかも知れない。

ただ、第三者委員会による調査というのが何かが起きたときのスタンダート的な対応になってしまうと、命令を下す方も、それを実行する方も、何かあれば、第三者委員会が適当な落とし所をみつけてくれるさ という気持ちが生まれてしまうのではないかという不安も抱いている。


理想を言えば、自分たちが起こした問題は、自分たちで究明するという姿勢が大切なのではないかと個人的には思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。






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