今日は大阪中心部にある携帯ショップにタブレットの
修理に行った。
二週間ほど前タブレットが落下して
運悪く角から落ちたので角のところに
大きな圧力がかかってタブレットのガラスに
たくさんヒビが入ってしまった。
地元の携帯ショップで応急の修理はしてもらったのだけれど
代替機を用意してもらえる店舗となると
大阪中心部まで出ていかなければならない。
もちろんオンライン修理受け付けというのも
あるのだけれどそれだと宅配便を受けとるために
家にいなくてはならない。
そんなくらいなら大阪中心部まで自分で
出向いていく方がよほど気楽だ。
二週間くらい前に予約して
今日、タブレットの代替機が届いたので
携帯ショップに行った。
ショップでは15分から20分くらい待った。
待つことはあらかじめ予想できたので
新聞を持っていって読んでいた。
20分くらいすると担当のMさんが
「お客様お待たせしました」と言っていらっしゃった。
「代替機は昨日’名古屋から届いたんですよ」とMさんは言った。
「そうなんですか、タブレットはスマホに比べると
まだ普及してないのでそこまでしていただく必要があるんですね」
と僕は言った。
「そうなんですよ」とMさんは言った。
Mさんもスマホに比べるとタブレットの扱いは不馴れなようで
「正直言ってタブレットはスマホに比べて扱う数が少ないので
作業に時間がかかってすみません」とMさんは言った。
「今日は何時までにどこかに行かなければ、という
予定はありませんので大丈夫です」と僕は言った。
「そう言っていただけるとありがたいです
中には時間がないから5分でやって、とおっしゃるお客さんも
いますので。そんな風に言われると私も、それなら
時間に余裕のあるときに来てくださいよ、と思ってしまいます」とMさんは言った。
僕も過去に仕事でお客さんの無茶な要求に悩んだことが
あるので気持ちは想像できる。
「まあ、そうですね」と僕は言った。
タブレットの代替機やデータの消去に関する
契約書にサインすることになった。
「こういう契約書って読んでも難しくて意味がわかりませんので
ばっとみてサインしますので、あとで要点だけ教えてください」と僕は言った。
「ああ、そうですね、この契約書は難しいです
大概のお客さんはほとんど読まずにサインなさいますので
大丈夫ですよ、あとで私が要点だけ説明します」とMさんが言った。
「お願いします」と僕は言った。
代替機にグーグルのアカウントを作ることになった。
手帳にかいてあるパスワードを入れても代替機が反応しない。
2度やってもまだ代替機が反応しなかった。
「もたつきましてすみません」と僕は言った。
「いえいえ、お店は夜の9時までやってますので大丈夫ですよ
ゆっくりやってください」とMさんは言った。
「ありがとうございます」と僕は言って3回目にチャレンジ
したけれど、またダメだった。
「もうこれだけ慎重にパスワードを3回入力しても
ダメならだめですわ。たぶん、手帳に書いているのは
前に持っていたスマホのやつでタブレットのパスワードは
わからなくなっていると思います」と僕は言った。
「いっそ新しいアカウントを作った方が早いと思います」と僕は続けた。
「そうですね。そうしましょか」とMさんは言った。
それであたらしいアカウントとパスワードを作った。
「こんどはちゃんと手帳に今日の日付とパスワードの両方
書いといてくださいよ、そうすると忘れる可能性が
低くなりますから」とMさんは言った。
「はい」と僕は言って手帳にMさんのアドバイス通りに
パスワードを書き留めた。
作業が一通り終わったあと
「今日は大変お時間をとらせましてすみませんでした」と
Mさんが言った。
「いや、僕もグーグルのパスワードでだいぶんもたつきましたので」と僕は言った。
「いや、今日はいいお客さんでよかったです。なんか今日一日
運がついたような気分になりました」とMさんは言った。
そんなふうに言っていただけると僕もありがたい。
「いえ、こちらこそありがとうございました」と僕は言った。
本当にMさんの気持ちを裏切らないように
お客さんずらしてでかい態度をとるのは慎みたいなと思う。
修理が無事に終わることを祈っている。
修理に行った。
二週間ほど前タブレットが落下して
運悪く角から落ちたので角のところに
大きな圧力がかかってタブレットのガラスに
たくさんヒビが入ってしまった。
地元の携帯ショップで応急の修理はしてもらったのだけれど
代替機を用意してもらえる店舗となると
大阪中心部まで出ていかなければならない。
もちろんオンライン修理受け付けというのも
あるのだけれどそれだと宅配便を受けとるために
家にいなくてはならない。
そんなくらいなら大阪中心部まで自分で
出向いていく方がよほど気楽だ。
二週間くらい前に予約して
今日、タブレットの代替機が届いたので
携帯ショップに行った。
ショップでは15分から20分くらい待った。
待つことはあらかじめ予想できたので
新聞を持っていって読んでいた。
20分くらいすると担当のMさんが
「お客様お待たせしました」と言っていらっしゃった。
「代替機は昨日’名古屋から届いたんですよ」とMさんは言った。
「そうなんですか、タブレットはスマホに比べると
まだ普及してないのでそこまでしていただく必要があるんですね」
と僕は言った。
「そうなんですよ」とMさんは言った。
Mさんもスマホに比べるとタブレットの扱いは不馴れなようで
「正直言ってタブレットはスマホに比べて扱う数が少ないので
作業に時間がかかってすみません」とMさんは言った。
「今日は何時までにどこかに行かなければ、という
予定はありませんので大丈夫です」と僕は言った。
「そう言っていただけるとありがたいです
中には時間がないから5分でやって、とおっしゃるお客さんも
いますので。そんな風に言われると私も、それなら
時間に余裕のあるときに来てくださいよ、と思ってしまいます」とMさんは言った。
僕も過去に仕事でお客さんの無茶な要求に悩んだことが
あるので気持ちは想像できる。
「まあ、そうですね」と僕は言った。
タブレットの代替機やデータの消去に関する
契約書にサインすることになった。
「こういう契約書って読んでも難しくて意味がわかりませんので
ばっとみてサインしますので、あとで要点だけ教えてください」と僕は言った。
「ああ、そうですね、この契約書は難しいです
大概のお客さんはほとんど読まずにサインなさいますので
大丈夫ですよ、あとで私が要点だけ説明します」とMさんが言った。
「お願いします」と僕は言った。
代替機にグーグルのアカウントを作ることになった。
手帳にかいてあるパスワードを入れても代替機が反応しない。
2度やってもまだ代替機が反応しなかった。
「もたつきましてすみません」と僕は言った。
「いえいえ、お店は夜の9時までやってますので大丈夫ですよ
ゆっくりやってください」とMさんは言った。
「ありがとうございます」と僕は言って3回目にチャレンジ
したけれど、またダメだった。
「もうこれだけ慎重にパスワードを3回入力しても
ダメならだめですわ。たぶん、手帳に書いているのは
前に持っていたスマホのやつでタブレットのパスワードは
わからなくなっていると思います」と僕は言った。
「いっそ新しいアカウントを作った方が早いと思います」と僕は続けた。
「そうですね。そうしましょか」とMさんは言った。
それであたらしいアカウントとパスワードを作った。
「こんどはちゃんと手帳に今日の日付とパスワードの両方
書いといてくださいよ、そうすると忘れる可能性が
低くなりますから」とMさんは言った。
「はい」と僕は言って手帳にMさんのアドバイス通りに
パスワードを書き留めた。
作業が一通り終わったあと
「今日は大変お時間をとらせましてすみませんでした」と
Mさんが言った。
「いや、僕もグーグルのパスワードでだいぶんもたつきましたので」と僕は言った。
「いや、今日はいいお客さんでよかったです。なんか今日一日
運がついたような気分になりました」とMさんは言った。
そんなふうに言っていただけると僕もありがたい。
「いえ、こちらこそありがとうございました」と僕は言った。
本当にMさんの気持ちを裏切らないように
お客さんずらしてでかい態度をとるのは慎みたいなと思う。
修理が無事に終わることを祈っている。