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貿易実務検定:ゼロイング(反ダンピング計算)

2006-07-23 21:59:52 | 貿易実務検定
貿易実務検定:ゼロイング(反ダンピング計算)

学生:先生、今日の産経新聞の5面に
    「WTOパネルで日米痛み分け:反ダンピング計算」
    という記事を見つけました。

先生:凄いね。意味分かりますか?

学生:反ダンピングですから、
    不当廉売関税に関することですよね。

    しかし、ゼロイングが理解できませんでした。

先生:新聞にはどのように書いてますか?

学生:複数の取引中に1つでも国内価格より
    輸出価格が低い取引があった場合に
    全体をダンピング認定する計算法です。

先生:なるほど。

    不当廉売関税を発動するためには、
    「正常の価額と輸出価格との差額」
    を計算しなくてはなりませんね。

学生:不当に廉売(安売り)されたかどうかですね。

先生:そうです。

    その差額を計算する際、
    まず製品のモデルを細分し、
    モデルごとの差額を算出したうえで、
    これらを合算して全モデルの差額を
    算出する方法が一般的に使われています。

    このような合算を行う際、
    負となった差額(輸出価格が高い。安売りがない)
    をゼロとみなし、

    合算することをゼロイングといいます。

学生:・・・・・?

先生;例えば、

    Aモデルの差額が20万円、
    Bモデルの差額が-30万円
    Cモデルの差額10万円とすると、

    それぞれのモデルの販売量は同じで1個とすると、

    全モデルの差額は、
   
    ゼロイングを用いると、
     (20万円+0円+10万円)÷3=10万円
     つまり、10万円の安売り

    ゼロイングを用いないと
     (20万円-30万円+10万円)÷3=0円
     つまり、安売りはない

学生:なるほど。
    だから、このアメリカの計算は貿易ルール違反だと
    WTOに訴えたわけですね。


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英検・TOEIC:夏休みが勝負!

2006-07-23 20:59:32 | 英語学習法
英検・TOEIC:夏休みが勝負!

先生:就職・転職で英検・TOEICを
    受験する人が多いですね。

学生:私も10月15日(日)英検2級を受けます。

先生:8月1日から申込みができますよ。
    ところで、どうして英検2級なの?

学生:英検2級、TOEIC600点がないと、
    希望の会社の就職試験が受けられないんです。

先鋭:大学生なのだから、
    準1級とかTOEIC800点狙えば良いのに・・・

学生:2ヶ月じゃムリです。

先生:また始まったね。やる前からムリ症候群!

    モノは考えようですよ。
    15ヶ月あれば、考え直しますか?

学生:・・・?

先生:1日15時間を60日で900時間でしょ。

    普通の日に1日2時間勉強するとすると
    900÷2=450日=15ヶ月となる。

学生:なるほど。
    15ヶ月も勉強すれば、準1級受かるかも。
    それを夏休みに短期集中すれば良いのか・・

先生:英語力は、学習時間に比例する。
    勉強すれば伸びるし、しないと伸びない。
    今こそ、やる時期でしょうね。

学生:そんなに上手く行くかな?



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