●民主主義文学会40年 ●
広島県呉市の日本民主主義文学会呉支部はこのほど、市内で創立40周年記念文学講演会を開き、約50人が参加しました。
文芸評論家の宮本阿伎氏が「小林多喜二―その作品が現代に問いかけるもの」のテーマで講演しました。
宮本氏は、多喜二が活動した頃、呉市でも海軍の中で共産党機関紙「聳(そび)ゆるマスト」が発刊されたことが「呉市史」に記載されていることを紹介。
多喜二の『蟹工船』が再評価されていることについて「現実の問題から逃げず、その解決を求めて一途に歩んだ多喜二の生き方が、現代の人々の共感を生んだ」と語りました。
(2012年10月18日,「赤旗」)
広島県呉市の日本民主主義文学会呉支部はこのほど、市内で創立40周年記念文学講演会を開き、約50人が参加しました。
文芸評論家の宮本阿伎氏が「小林多喜二―その作品が現代に問いかけるもの」のテーマで講演しました。
宮本氏は、多喜二が活動した頃、呉市でも海軍の中で共産党機関紙「聳(そび)ゆるマスト」が発刊されたことが「呉市史」に記載されていることを紹介。
多喜二の『蟹工船』が再評価されていることについて「現実の問題から逃げず、その解決を求めて一途に歩んだ多喜二の生き方が、現代の人々の共感を生んだ」と語りました。
(2012年10月18日,「赤旗」)
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