「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

佐藤三郎「毒ガス戦の視角からとらえた『党生活者』の世界」(1,2部)

2010-08-01 11:00:47 | 毒ガス戦の視角からとらえた「党生活者」

佐藤三郎「毒ガス戦の視角からとらえた『党生活者』の世界」

第一部 

 

その舞台―藤倉工業

第1部、(1) 

1 地下鉄サリン事件が呼び出したもの

2 党生活者が描いた「倉田工業」

3「倉田工業」を蔵原惟人はどう受けとめたか


第1部、(2)

「党生活者」のモデル工場についての証言、検証・研究の歩み
第1部、(3)

5 毒ガス戦のなかの「藤倉工業」

第1部、(4)

6 「党生活者」の舞台、「藤倉工業」の現在 

 

「党生活者」成立事情―その背景の上海戦争、そして毒ガス戦準備

第2部、(1)

1 「党生活者」成立の背景・多喜二はなぜ藤倉工業を取材したのか―手塚〈定稿〉の壁をこえて

第2部、(2)

2 「党生活者」のモチーフ
〈軍需工場を描く〉はどこから生まれたかー評論「戦争と文学」を読む

第2部、(3)

3 党生活者・小林多喜二


第2部、(4)

4 最初の結実―『赤旗』短編との関係―花倉工業と「藤倉工業」をめぐって

第2部、(5)
5 反帝同盟、台湾「霧社事件」と毒ガス戦 


第2部、(6)

6 もう一つの「党生活者」物語―毒ガスマスク工場の少年臨時工は唄う