快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   箱根山の噴火警戒レベル2に引き上げ 気になった地震計のRMS振幅計データ

2019-05-19 19:45:15 | 地震 津波
 箱根山の噴火警戒レベル2に引き上げられました。

引用開始(一部抜粋あ)

https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/315.html#kaisetsu

噴火警報・予報(1行目をクリックすると全文表示します)

令和元年5月19日02時15分 気象庁地震火山部発表
火山の状況に関する解説情報

令和元年5月19日16時10分 気象庁地震火山部発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 箱根山では、火山活動が活発化しています。想定火口域内では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
火山活動の状況
 箱根山では、昨日(18日)05時頃から芦ノ湖の西岸及び駒ヶ岳付近を震源とする火山性地震が増加し、本日も多い状態が続いています。本日(19日)08時台に震度1を観測する地震が発生しました。
 火山性地震の発生回数(速報値)は以下の通りです。

                火山性地震
  5月 17日           0回
     18日          45回
     19日(15時まで)   48回

 本日(19日)、気象庁機動調査班(JMA-MOT)による現地調査を実施したところ、大涌谷周辺の活発な噴気活動に変化はなく、地熱域については引き続き温度の高い状態が認められました。

 GNSS連続観測では、2019年3月中旬頃から一部の基線で伸びの変化がみられています。

 箱根山では、想定火口域内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
 想定火口域内では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

引用終了
 
 突然と言う感じもしますが実は今月18日の記事、サブタイトル「阿蘇山と霧島山で地震計のRMS振幅計データにパターン変化発生」と多少関連している点も有ると思いましたので今回記事にします。
 最近の記事では阿蘇山と霧島山で地震計のRMS振幅計データが右肩上がりな事を書きましたが、良く見ると三宅島のデータもほぼ右肩上がりだった事がわかります。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_miya.html

VIVAトップページ>三宅島観測データ

引用終了

 画像は直接御覧ください。
 右肩上がりではあったのですが、よく見るとここ半日は通常に戻りつつある途上のようです。
 この値が果たして計測値の誤差なのか?というと阿蘇山、霧島山。三宅島でほぼ同タイミンでの動きであり、今月12日頃から右肩上がりを開始しているのでおそらく計器の誤差ではないでしょう。
 そうすると南からプレートや地殻のウネリのようなものが到来した事が考えられます。
 このウネリのようなものが三宅島を通過し更に北へ押す動きとなってそれが直接間接で箱根山の今回の火山性活動の変化につながったのかも知れません。
 実は伊豆大島のデータを知りたかったのですが、この計測点はデータ収集が最近不可能となっているようなので残念です。
 いずれにせよ上記のロジックによって箱根山の火山性活動がやや活発化したのであれば、三宅島RMS振幅データが落ちつ行けば箱根山の火山性活動は一段落する可能性が有り、逆にそうならなければ今回の箱根山の件については要因分析が更に必用となるかと考えています。

仕組みとアプローチ -   山崎の戦いの謎 明智光秀は何故ハシゴを外されたのか その2

2019-05-19 08:00:04 | 明智光秀
 イエズス会が明智光秀を見放した理由について考えられる状況は他にも有ったかと思います。
 それは光秀が信長から出雲、石見に国替えを命じられた時の事ですが、石見銀山の利権をイエズス会に渡すような密約を光秀はイエズス会と進める気がなかったのではないか?と言う事です。
 おそらくイエズス会は何とか石見銀山の利権乗っ取りかそれに少しでも近付ける可能性が無いかどうかを光秀に水面下で交渉したのだと思います。
 しかし光秀は信長に忠実な為、答はNOだったわけでそれで秀吉にイエズス会は加勢した、と言う事で秀吉が織田家から政権を奪い(乗っ取り)更に力を増した頃である1584年には黒田孝高がキリシタンの洗礼を受け1586年には毛利氏は実質キリスト教正式容認となります。そして1585年には蒲生氏郷がキリシタンとして先例を受けます(洗礼名はレオン)。
 こうして秀吉が実質支配してからキリシタン武将が増え、しかも毛利氏が御料地として朝廷代行で管理していた石見銀山の利権は毛利氏か、既に毛利氏と親しかった秀吉の手から離れなかったのでした。
 スペイン・ポルトガル勢は石見銀山の利権を直接手に入れると言った事はなかったのですが、秀吉による日本国内での軍事的制圧に関係する戦乱や朝鮮出兵などで必用な武器弾薬などを介して間接的に石見銀山から生まれる利益を吸い上げた、と言うのが実態ではないでしょうか。

仕組みとアプローチ -   山崎の戦いの謎 明智光秀は何故ハシゴを外されたのか その1

2019-05-19 00:47:22 | 明智光秀
 記事の内容はタイトル通りです。
 明智光秀は山崎の戦いで加勢すると思っていた細川藤孝、筒井順慶がほぼ中立になってしまい、光秀の与力であった高山右近、中川清秀はまともに秀吉方に寝返りました。
 言わば光秀はハシゴを外された状態となったわけですが、これがどのうような仕組みで進んだのかに関して状況分析して行きたいと思います。
 まず最初に考えられるのは明智光秀が特にキリシタン武将でもなく、それどころか信長がキリストを差し置いて自らを神格化する状況に特に反発しなかった事で光秀がイエズス会のブラックリストに載り、イエズス会は光秀をやがて討つと言うシナリオを作っていたと考えられます。
 それでキリシタン武将の最たる高山右近とその近縁の中川清秀がまともに光秀と戦ったと言うのはわかって来ます。
 これ以外にも明智光秀がハシゴを外された状況は他に有ると見ていますが、それは次回の記事にしたいと思います。