北極海航路の権利について北極海周辺国により権利の争奪戦が有ったようですが、これって前提が「地球は温暖化してる」なんですよね。
で、仮に地球が温暖化していないとなると、北極海が少なくとも冬期にはまた全体が凍るリスクが高くなるわけで、そうするとその期間は北極海航路が使えないわけで、だとすると欧州と東アジアの輸送は航空機か陸上輸送ルート、或いはかなり迂回ルートの船舶航路しかないわけです。
と言うわけで少なくとも冬期の輸送ルートに関してはロシアによる陸上輸送ルートの独擅場となるのかも知れません。
なので地球が仮に温暖化していない、或いは冬期の極寒のエリアが北極海に傾くとかと仮定すると北極海がまた凍るとなるので、海上輸送の割合をなるべく少なくできるようにといろいろ考えた末、カナダをアメリカが占有化するとかの案やグリーンランド買い取り案などをトランプ大統領が発言するのは、この点で北米大陸と欧州と東アジアの輸送ルートの確保をより有利に進めようと考えているからなのかどうか、です。
それは個人的にはかなり可能性は高いと考えていますが真相はわかりません。
ただ地球が温暖化するのか、寒冷化するのか、と言うの多くの要因でわからないので、だとすると北極海航路が少なくとも冬期において氷で閉ざされるリスクというのを前提に話を進めていくしかない、と言のが今のトランプ政権なのかな、と見ています。