前回記事の続きになります。
最近のニュースでよく報道されてるものに「地球の自転速度が急上昇」と言うのがあるのは御存知かと思います。
詳細はネットで「地球の自転速度 急上昇」とかで検索すると多々コンテンツが出てくるのですが、その原因についてはよくわかっていないようです。
で、7/30に発生したMw8.8のカムチャッカ付近の大地震との関係がもしかした有るのかどうか、について考えたので記事にします。
結論から言うと、「地球のプレートなどの重量物がプレートの動きなどにより低緯度から高緯度に移動した事によって、角運動量保存の法則によって地球の自転が速まった」と言う仮説が成り立つかと考えてます。
と言うのはこの大地震の少し前、日本時間で2025年7月29日 7時11分ごろ、オーストラリア付近(マクオーリー島 )でMw6.9の地震が有りました。
少なくとも2004年以降、ここでこんなに大きな地震なんて発生してません。
この目立つ地震についてのUSGSのデータは次の通りです。
引用開始(一部抜粋)
M 6.9 - 133 km 東東 ペトロパブロフスク・カムチャツキー, ロシア
時間2025-07-30 00:09:57 (UTC)場所北緯52.161度 東経159.914度深さ25.3キロ
M 8.8 - 2025年カムチャツカ半島、ロシア地震
時間2025-07-29 23:24:52 (UTC)場所北緯52.512度 東経160.324度深さ35.0キロメートル
M 6.9 - マッコーリー島地域
M 6.9 - マッコーリー島地域
時間2025年7月28日 22:10:35 (UTC)場所南緯57.608度 東経157.102度深さ31.0キロ
引用終了
と言うわけで、赤道を挟んで南緯57.608度と、北緯52.512度でかなり対称的ですね。
おまけに東経157.102度と東経160.324度って殆ど同じ東経でこれって対称性原理っぽい感じです。
つまり「プレートなど地球の重量物質が南北に移動する動きがやや顕著になり、低緯度が痩せて中高緯度が太った、だから角運動量保存の法則で地球の自転が早くなった」、この仮説をサポートする事象が実はもう一つ有ります。
それは高緯度ではないのですが中間の緯度の今年6月から多発したトカラ列島近海の地震です。
トカラ列島近海の地震は去年以前にもかなりありましたが、これだけの群発地震は有りませんでした。
要するに地球規模で今までに無かったようなプレートの動きが有った、と言う考え方にならざるを得ないのではないでしょうか。
トカラ列島近海の地震はここのところ一時よりは静穏化してますが、これってプレートのウネリみたいなのがより高緯度に移動して、それでMw8.8のカムチャッカ付近の大地震になったとか。
どうなんでしょうね。
今後どうなるか、それは判りません。