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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  地球の自転速度が急上昇とカムチャッカ付近と豪州の大地震

2025-08-02 08:23:53 | 火山 地震 津波 
 前回記事の続きになります。
 最近のニュースでよく報道されてるものに「地球の自転速度が急上昇」と言うのがあるのは御存知かと思います。
 詳細はネットで「地球の自転速度 急上昇」とかで検索すると多々コンテンツが出てくるのですが、その原因についてはよくわかっていないようです。
 で、7/30に発生したMw8.8のカムチャッカ付近の大地震との関係がもしかした有るのかどうか、について考えたので記事にします。
 結論から言うと、「地球のプレートなどの重量物がプレートの動きなどにより低緯度から高緯度に移動した事によって、角運動量保存の法則によって地球の自転が速まった」と言う仮説が成り立つかと考えてます。
 と言うのはこの大地震の少し前、日本時間で2025年7月29日 7時11分ごろ、オーストラリア付近(マクオーリー島 )でMw6.9の地震が有りました。
 少なくとも2004年以降、ここでこんなに大きな地震なんて発生してません。
 この目立つ地震についてのUSGSのデータは次の通りです。

引用開始(一部抜粋)


M 6.9 - 133 km 東東 ペトロパブロフスク・カムチャツキー, ロシア
時間2025-07-30 00:09:57 (UTC)場所北緯52.161度 東経159.914度深さ25.3キロ

M 8.8 - 2025年カムチャツカ半島、ロシア地震
時間2025-07-29 23:24:52 (UTC)場所北緯52.512度 東経160.324度深さ35.0キロメートル

M 6.9 - マッコーリー島地域
時間2025年7月28日 22:10:35 (UTC)場所南緯57.608度 東経157.102度深さ31.0キロ

引用終了

 と言うわけで、赤道を挟んで南緯57.608度と、北緯52.512度でかなり対称的ですね。
 おまけに東経157.102度と東経160.324度って殆ど同じ東経でこれって対称性原理っぽい感じです。
 つまり「プレートなど地球の重量物質が南北に移動する動きがやや顕著になり、低緯度が痩せて中高緯度が太った、だから角運動量保存の法則で地球の自転が早くなった」、この仮説をサポートする事象が実はもう一つ有ります。
 それは高緯度ではないのですが中間の緯度の今年6月から多発したトカラ列島近海の地震です。
 トカラ列島近海の地震は去年以前にもかなりありましたが、これだけの群発地震は有りませんでした。
 要するに地球規模で今までに無かったようなプレートの動きが有った、と言う考え方にならざるを得ないのではないでしょうか。
 トカラ列島近海の地震はここのところ一時よりは静穏化してますが、これってプレートのウネリみたいなのがより高緯度に移動して、それでMw8.8のカムチャッカ付近の大地震になったとか。
 どうなんでしょうね。
 今後どうなるか、それは判りません。

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仕組みとアプローチ -  Mw8.7から8.8に修正されたカムチャッカ付近の大地震

2025-08-02 07:42:46 | 火山 地震 津波 
 Mw8.7から8.8に修正されたカムチャッカ付近の大地震ですが、プレート境界部の突っかえ棒が外れたのだろうと言う観点で考えると、2011年の東日本大震災は南側、今回のカムチャッカ付近の大地震は北側、と言う見方が仮に正しければ、の話ですが、この二つの地点の中間エリアから見た両サイドの突っかえ棒が外れたわけで、その中間エリアに今度はストレスがかかるはず。
 となると千島列島から北海道、岩手沖あたりが今後どうなるのか、と言うのが気になります。
 ただストレスがかかったとしても中小規模の地震頻発やスロースリップなどで穏やかにストレスが解消されていれば大した地震や津波災害にはなりにくいのですが、中小規模の地震についてはある程度把握できても、スロースリップについては全容が把握できないわけで、そうすると今後どこにストレスが貯まって限界に達するのか、と言うのも全容把握はほぼ無理かなと言う感じでしょうか。
 果たして今後どうなるでしょう。
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仕組みとアプローチ -  ミャンマーの大地震 マグニチュード7.7 月齢は28.1 新月の前日でした

2025-04-29 20:52:29 | 火山 地震 津波 
 サブタイトルに有る通りで先月28日に発生したミャンマーの大地震は月齢は28.1、新月の前日でした。
 これまで当ブログで書いて来た「北半球では新月とその前後期間で目立つ地震が多い」と言う傾向則通りの地震でした。
 必ずしもこの傾向則通りではない事象も有りますが全体としてはこの傾向則通りで発生する事がどちらかと言うと多いと考えています。
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仕組みとアプローチ -  フィジー諸島エリアでMw6.0の地震発生 そして明日は長潮

2025-02-08 10:56:47 | 火山 地震 津波 
 先日フィジー諸島エリアでMw6.0の地震が発生しました。

引用開始(一部抜粋)


M 6.0 - フィジー諸島の南
時間2025年2月7日 10:27:01 (UTC)
場所
南緯23.918度 
西経176.143度
深さ59.2キロ

引用終了

 これで少し長かった世界的なMw6.0以上の地震空白期間は終了となりました。
 ここはバヌアツではないものの、バヌアツの近くなので少し気になります。
 ただMw6.0とそう大きくも無いのでどうかな、と言うところでしょうか。
 タイミング的には今月12日が満月で明日はその前の長潮なので満月とこれを挟んだ数日間は月の引力による影響が平均よりも大きいです。
 寒波と大雪により雪下ろしが追いつかない建物が多いかも知れず、地震発生が気になるところです。
 関連する記事で最近書いたものは次の通りです。

仕組みとアプローチ -  拡大解釈して「傾向則」として見ている「バヌアツの法則」
2025/02/07 09:14:01

仕組みとアプローチ -  Mw6.0以上の地震について空白期が長過ぎる世界の今
2025/02/07 08:36:29

仕組みとアプローチ -  ハイペースな大雪は特に注意 そして今月12日は満月
2025/02/05 08:48:47

 

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仕組みとアプローチ -  拡大解釈して「傾向則」として見ている「バヌアツの法則」

2025-02-07 09:14:01 | 火山 地震 津波 
 あの有名な「バヌアツの法則」なのですが、ネットで調べた範囲でわかるのは「バヌアツで大地震が発生するとその後、2週間以内に日本で大きな地震 起こる可能性 が高い」と言うもののようです。
 個人的にはこれをもっと拡大解釈し、「バヌアツでMw6.0以上の地震が発生するとその後、2週間以内に日本やその周辺で目立つ地震が 起こる可能性 が高い」と言う風に「バヌアツの傾向則」として捉えるべきと考えています。
 実は去年12月にはこの傾向則の再現性を確認できる地震が有りました。
 引用は前回記事と同じですが、その一部が次のものです。

引用開始(一部抜粋)

https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/?extent=-86.85607,-137.8125&extent=86.85607,498.51563&range=search&timeZone=utc&search=%7B%22name%22:%22Search%20Results%22,%22params%22:%7B%22starttime%22:%222024-12-01%2000:00:00%22,%22endtime%22:%222025-02-06%2023:59:59%22,%22minmagnitude%22:6,%22orderby%22:%22time%22%7D%7D

6.8
千島列島
2024年12月27日 12:47:37 (UTC)
146.0キロ

6.1
ポートビラの西33キロ、バヌアツ
2024年12月21日 15:30:53 (UTC)
47.0キロ

引用終了

 震源が千島列島と表現されてますが、ここは択捉島よりロシア側のウルップ島のそのまた先のシムシル島の北西沖でした。
 なのでこのようにロシア領やその沖も含めてバヌアツの傾向則として捉えた方が良いのかと思っています。
 この地震で北海道は有感地震となりました。
 この時の震度はと言うと次の通りです。

震度2    
北海道 根室市  標茶町  別海町  標津町 
岩手県 盛岡市 

震度1
北海道 函館市  釧路市  美幌町  白老町  むかわ町  浦河町  様似町  新ひだか町  十勝大樹町  広尾町  浦幌町  釧路町  厚岸町  浜中町  弟子屈町  鶴居村  白糠町  羅臼町 
青森県 八戸市  三沢市  むつ市  平内町  外ヶ浜町  七戸町  六戸町  横浜町  東北町  六ヶ所村  おいらせ町  東通村  三戸町  五戸町  青森南部町  階上町 
岩手県 八幡平市 
宮城県 石巻市  登米市  栗原市  宮城美里町 

と言う事ですから、仮に似たような地震パターンで建物やその他構造物への積雪と地震のタイミングがもし合ってしまうと危ないかも知れません。
 特に今月発生した帯広の短時間の豪雪みたいな事が有ると、仮にに雪下ろしをする間も無くそのエリアに地震が襲って来た場合、建物が倒壊、損壊するリスクが高まるだけでなく、その場合に重くのしかかった雪の下敷きになる、と言う危険も高まるからです。
 また津波についても大雪で避難できない、とかは想定される危険事項としてリストアップしておかないといけないかと思われます。
 備えあれば憂いなし。







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