快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   フィリピン海プレート内部に曲げや捻れの力がかかったのか 今月25日にあった千葉県南部の地震(Mj5.1)を考える

2019-05-29 08:47:59 | 地震 津波
 今月25日に発生した千葉県南部地震についてですが、その後の27日に書いた記事、サブタイトル「FM放送の受信は今朝は殆んど回復 地震との関連を考える」の中で引用した部分について気になる事が有りましたので今回の記事にしました。
 その引用部分は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-190525X600.html

 気象庁の原田智史地震情報企画官は記者会見で、「揺れの強かった地域では1週間、最大震度5弱程度の地震に注意してほしい」と話した。千葉県付近の地下では陸側プレートの下に海側プレートが沈み込んでおり、今回の地震は海側プレート内部で起きたという。

引用終了

 「千葉県付近の地下では陸側プレートの下に海側プレートが沈み込んでおり、今回の地震は海側プレート内部で起きたという。」と言う部分ですが、なぜ陸側のプレート(北米プレート)と海側のプレート(フィリピン海プレート)の境界付近ではないのか?となるわけで、個人的な見方に過ぎませんが次の様な可能性もゼロでは無いと考えました。
 最近の房総半島やその沖でのスロースリップ、スロー地震と言うのは北米プレートとフィリピン海プレート境界部分の相対的動きによる北米プレート側地殻の動きの事を言っているはずですが、何故フィリピン海プレートの内部が震源となったか?となると、それは「スロースリップ関連で比較的スムーズに動いている地殻のまとまりと、そうでなくプレート境界部が固着気味の地殻のまとまりの両方にまたがるように沈み込んでいるフィリピン海プレートの方に曲げられたり、或いは捻られるような力がかかって今回の目立つ地震となった」。
 これが何を意味するのかと言うと、「北米プレートとフィリピン海プレート境界部分の固着が緩くてスムーズにスリップしたり中小の地震で済む域と、固着気味の南側の域が有り、では固着気味の域に現在どれだけの歪(ストレス)が貯まっていてそれが弾けるのはいつのなのか?と言う事になるのかと考えています。