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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  今年7月5日に大災害が起きるとかの話は確率論からどう見るか

2025-06-22 13:00:24 | 地震 津波
 今年7月5日に大災害が起きるとかの話なんですが、これがSNSとかネットで拡散されて日本への観光予約がかなり減っているようです。
 何コレ? という事ですが、これがデマなのかというと、では「今年7月5日に大地震や大津波が100%無い」とは断言できない、という「確率論の弱み」もあるわけです
 100万分の1という確率だって「ゼロではない」わけで、なので「今年7月5日に大災害が起きるとかの話なんて100%ウソ」とは断言できないんですね。
 まあそうした「確率論でしか語れない地震予測の弱み」を突いたSNS拡散ではあると思います。
 ただこうした妙に年月日限定するような、ロジック的におかしな予言を利用して危機を拡散するSNSやネット情報というのは地震や津波に関してはどう考えても「それを利用して何かを他の目的を達成するため」と考えても良いのではないか、と考えてます。
 例えばですが「来日観光客が減少する事でインバウンド需要が減って都内とか観光地のホテルの宿泊料金が値下げした事例が多い」、というならそもそもそうした「宿泊料金などを値下げさせるのが目的」と言う面も確率的には想定されます。
 地震や津波リスクで考えると、まあ確かに来月5日が年間最大新月とかなら、まだ多少は大地震の可能性や中小地震の頻発などについて平均よりは高いとも思えるのですが、今年の年間最大新月は先月5月27日なんですね。
 月齢リスクに関しては既にこの高リスク期間を過ぎてます。
 まあ確かにこの前後では目立つ地震が多く発生し、6月も年間最大新月に準じる大きな新月だったので特に北海道周辺では目立つ地震が発生しました。
 ただ流石に来月7月の5日となると既に月の引力による影響はピークを過ぎているわけで、確率的には大地震のトリガーは平均よりは高くともそうピークではないように思えます。
 ただプレートの境界のコブによるストレスはいつどこで爆弾のように発散されるか、というのは誰にもわからないので何事も100%安全という話ではありません。
 理由は「プレート境界部のストレス(ひずみ)の発散限界など誰もわかっていないからです。
 という事で日本ではいつどこで大地震や大津波が起きるかはわからないのですがそれは別に7月5日でなくても同じです。
 なので7月5日が危険だとか、それ以前の今月からも日本への旅行を控えるというのは辻褄が合いません。
 そもそも太平洋側でない京都や日本海側エリアにも観光に来る人が減ってるという点で論理破綻してますね。
 今後どうなるでしょう。

仕組みとアプローチ -  黒潮大蛇行7年9か月ぶりに終息の見込み

2025-05-18 11:44:10 | 地震 津波
 黒潮大蛇行7年9か月ぶりに終息の見込みと言う見方が出てきているようです。
 「終息の見込み」と言うだけでまだ確定ではないものの、流石に7年9か月と言う長期間はそろそろ終息となってもおかしくはないのかも知れません。
 ただ「そろそろ終息な気配になりながらまた黒潮大蛇行が復活する」と言うケースも過去には有ります。
 実は当ブログの2020年10月30日の記事で黒潮大蛇行について書きましたがそのサブタイトルが「 黒潮大蛇行の終焉が明らかになりつつある現在の状況 そして地震との関連」なのです。
 この時の引用は次の通りでした。
引用開始(一部抜粋)

http://www.jamstec.go.jp/aplinfo/kowatch/?p=10496

予測
図1は2020年10月23日の状態の推測値、図2・3は12月6日・来年1月1日の予測です。

黒潮大蛇行の期間は約3年2か月を越え、記録が確かな1960年代後半以降の史上2番目の長さの黒潮大蛇行になっていましたが(最長は1975-80年の4年8か月。「黒潮大蛇行の歴史」参照。)、大蛇行から大きく渦がちぎれ(A)、現在は大蛇行が終わっていると言える状況です(図1)。コラム「黒潮大蛇行が終わる!?」もご覧ください。

黒潮は潮岬で接岸ています(図1B)。

大蛇行からちぎれた渦が再びくっついたり、小蛇行(D)が発達して次の大きな蛇行になると、大蛇行の終了ではなく、大蛇行の一時的な中断ということになる可能性もあります。現在、小蛇行(D)は以前よりやや東に移動しています(図1)。その一部が12月にかけて通過すると潮岬の南を予測していますが(図2)、大蛇行には発達せず、残りの小蛇行(D’)は九州東に残ると予測しています(図3)。ちぎれた渦Aは遠ざかると予測しています(図1~3)。

引用終了

 結果としてはこの後に黒潮大蛇行が復活したわけです。
 ただ今後どうなるかはわかりません。
 今度ばかりは復活せずに終息となるのかどうか。
 仮に黒潮大蛇行が終息となった場合の地震についてですが、2020年10月30日の当ブログ記事で書いた次の部分の通りです。

 一つは海水温度の分布変化や湧昇流の分布や強弱変化であり、それが海底地盤に作用する強さ(静圧、動圧)やその分布も変化するわけで、だとすると「2017年以来、ストレス発散が無かった地殻やプレート境界域でストレスが発散しやすくなる状況が想定され、ここ数年に無い地震パターンの可能性は高くなる」とも思えます。
 ただこれが大地震になるのかどうか、と言うのは今の所わかりません。
 少なくとも言える事は、特に海底地下での震源による地震についてはここ数年とは異なるパターンの目立つ地震を想定しても良いかとは考えています。

 この考え方に今も変わりは有りません。




仕組みとアプローチ -  東京都が大災害に備え「防災船」建造を計画

2024-12-20 21:28:14 | 地震 津波
 ネットで「東京都 防災船」のキーワードで検索すれば様々な記事が出て来る通りで、東京都は大規模災害に備え、けが人や支援物資を運ぶ 機能や被害状況把握などの機能を備えた防災船を計画したようです。
 この必要性については当ブログで今年1月14日に既に記事、サブタイトルは  「病院船や薬局船が何で無いのか?」で書いています。
諸外国ではどうなっているのかと言うと、例えば「ロシア 病院船 通過」とかでネット検索すればわかる通り、2020年には既にロシアは病院船を運用して活用しているのがわかります。
 今年元日に大地震が発生した能登半島とかと、そうした大地震などがまだ近年に来ていない東京都の特に東京湾での活用の違いが何かと言えば、それは「東京湾の海面火災」でしょう。
 能登半島の殆どの海域と違い、東京湾は大地震とかの災害時には石油タンクやその他の油や可燃物が海面上を覆う事が想定されるはずなので、それらが燃えた場合には海面火災が発生する確率が低くないわけで、東日本大震災の時には気仙沼湾などの海面火災が災害を更に酷くしました。
 となると更に海面火災が予想される東京湾、特に湾奥部では「防災船」の運用上、その対策が必要で「防災船が火だるま」になってはいけないわけです。
 消火船、防火船、その他もセットで動員しないとせっかくの「防災船」も機能しない可能性について、どう対策するかも考えて計画すべきなのは当然です。

 


仕組みとアプローチ -  韓国ではお米に消費税(付加価値税)はかからない

2024-12-01 21:31:55 | 地震 津波
 2023-05-14 16:22:41の記事「仕組みとアプローチ -  韓国では農林水産物に消費税(付加価値税)はかからない」で書いた通り、韓国では未加工食品にには消費税はかからないのですね。
 一方の日本ではお米の消費税が8%で、しかもお米が大体1.5~2倍に値上げされたと言う事で、つまりは庶民が値上げされたお米の消費税を負担増、となるわけです。
 低所得層にとってはものすごい負担増かと思います。
 そもそも韓国の様に「未加工の食材には消費税は非課税」であったならお米もっと安く買えるし、日本の米農家は収入が多くなって今のような米不足なんて起きたなかったのではないでしょうか。
 完全にオカシイ、やっている事が。
 そして韓国よりも日本の低所得層が追い詰められている、追い詰めるように仕組まれている、としか思えません。

仕組みとアプローチ -  低山登山ブームとクマがいない千葉県

2024-12-01 16:48:17 | 地震 津波
 主旨はサブタイトルの通りです。
 「低山登山ブーム」とかでネット検索して頂ければかなり多くのコンテンツが出て来るのですが、千葉県の山は全部低山で、しかも近場です。
 別に千葉県でなくても低山は多いのですが、本州でクマがいないのは千葉県と言う事で今は千葉県民の自分としてはお勧めしておきます。
 他県も低山登山の良い場所はあるのですが、あえて千葉県の低山登山をお勧めするのはあの台風15号(令和元年房総半島台風)でかなりダメージを受けてしまって今だに生活や経済面で苦しんでいる方が多いと聞くので、何とかしてあげないといけないと思うからです。
 低山登山には東京からも近くてクマがいない千葉県をお勧めします。