Beetls breeding BLOG

世界のカブトムシやクワガタムシを飼育しています

チャマル

2013年10月29日 | 昆虫
チャマルに手を出してしまいました。飼育超困難種なのでまぁ上手くいかないだろうと思いますが、産卵セットにも初チャレンジしました。
産卵マットは何が良いのだろうとネットで調べましたが、どれも失敗談ばかりであまり参考にはなりませんでした。とりあえず1年寝かせたL3マットがあったので、これを生ごみ処理機で2日間撹拌して少し粘りを出して使ってみました。

学名:Neolucanus insularis Miwa
和名:チャイロマルバネクワガタ
産地:石垣島野底林道

ヤエマル

2013年10月27日 | 昆虫
ヤエマルのワイルドペアを入手しました。実は累代飼育していた友人採集のヤエマルを持っていたのですが、幼虫飼育で失敗して絶やしてしまったもので。
大歯になるとそこそこ格好良いですね。L3マットで産卵させる予定です。

学名:Neolucanus insulicola insulicola
和名;ヤエヤママルバネクワガタ
産地:石垣島屋良部林道

オーベルオーベル

2013年10月15日 | 昆虫
 オーベルチュール原亜種が順調に産卵していましたが、ここにきて産卵数が激減してきました。
メスの上翅が黒ずんできたので、もう終わりに近いのでしょう。十分な幼虫が確保できましたので累代継続は問題ありません。
 自分の備忘も兼ね、幼虫飼育の注意点を記載しておきます。
 ヤフオクに幼虫を1円スタートしましたので、ぜひ入札ご検討ください。こちら
 インブリードの純血種で大変貴重な血統です。


<幼虫マット>
 カブトマットでOK。ちなみに私は自作マット使用で、いろんな方から作り方を教えていただいたこともあり公開はできませんが、高級なカブトマットとそれほど効果の違いは感じていません。
水分量は若干多めで、定期的にマットを全交換しますが、マットの銘柄は変えてはいけません。
 糞に付着したダニ類の除去も兼ね、容器毎新しいマットに入れ替えます。
3か月ごとに交換しますが、3令初期から中期でマットを多量に消費する頃はもう少しサイクルを早めても構いません。

<容器サイズ>
 1400のクリアボトルで1頭飼い
 
<管理温度>
 幼虫期:16~23度くらい
 前蛹~羽化まで:20~22度くらい

 これを逸脱した温度でも問題はないと思いますが、羽化率向上を考えるとこのくらいが良さそうです。前蛹時の温度管理と通気確保は大切な注意点です。




産卵状況

2013年10月07日 | 昆虫

これといったクワネタもなく、更新が滞ってしまいました。
というわけで、ここのところの状況変化を書きたいと思います。

<<<カブト>>>
●サタンオオカブト
 Mさんから産卵させて幼虫バックしてくださいと譲り受けた1オス3メス。メスがようやく活動開始したので交尾させようとしたら、ガビーン! オスが生きているかのような姿のまま固まって死んでました。なんたることでしょう。即ブリのオスを探さなければ。
●ムニスゼッチコフキカブト
 1メスが水苔をカブトマットに引き込んで産卵を始めました。しばらくしたらメスを抜いて次のセットに移し替えます。あと1メスいますので2メスでガンガン産ませます。
●ギアスポリオン
 2メス産卵セットしてますが、状況は良くありません。1メスを採卵しましたが卵が10個ほどしかありませんでした。いつもだったら爆産なんですが、良くないなぁ。
●ヘラクレスパスコアリ
 昨日産卵セットを開始しました。兄弟でホワイトアイが出ている血統らしいので楽しみです。
●ビルマニクス
 ワイルドメスを4頭も購入して産卵に挑みましたが、新鮮個体という言葉は疑わしいです。無精卵を少しだけ産んでもうよれよれになってます。4メスもいて1幼虫もえられませんでした。情けない結果です。
●ペーニャヒメゾウカブト
 1メス産卵セットしていましたが、なぜかメスが穴を掘ってその中でじっとしていることが多く、産んでなさそうな感じです。ひっくり返すと案の定5卵ほどしか産んでません。
ヒメゾウカブトなんて爆産するのがあたり前と思っていただけに情けない。自分の累代用の確保も怪しくなってきました。

<<<ブンブン>>>
●オーベルオーベル
 2メス産卵中ですが、なんとか50頭ほど幼虫が確保できました。産卵数が激減してきたのでそろそろ終わりかな。遅れて羽化してきた未使用メスがいるので、こちらにも期待しましょう。
●イカリツノハナムグリ
 ワイルドメスでしたがまだ産んでます。オスはとうに死んでしまいましたが、それでも有精卵を産んでいるので、追いかけはあまり必要ない種なのかな。
●サザナミゴライアス
 4メス産卵中ですが、今年は産みが非常に悪いです。原因も不明。サザナミの場合1回目の割り出しで50卵なんてのは当り前なのですが。現在はなんとか10頭ほど確保できただけです。
●ウガンデンシス
 ブルーホワイトラインの系統とダークグリーン系統を産卵セット中です。こちらは結構産んでますが自分用にたくさん確保しておきたいところです。
●ポリフェムス
 2メス産卵中。そこそこ産んでます。

<<<クワガタ>>>
●ユダイクスミヤマ
 10メスほどいたのですが次々死なせてしまい、2メスだけセットしました。BHで購入した高級クワガタマットのみでの産卵でしたが1メス20卵以上は産んでました。
●アクベシアヌスミヤマ
 2メス産卵セット中です。割り出しは1ヶ月後。
●ペイロニスコクワ
 カワラの植菌材で産卵セットしてましたが全く産みそうにないのでマットだけ微粒子無添加マットに変えたところようやくマット側面に卵の確認が出来ました。
●ババオウゴンオニ
 4メス産卵セット中ですが全部順調に産卵しており、1頭ずつ幼虫を小分けしたらカワラ菌糸がなくなってしまいました。こちらは順調です。
●ドウイロクワガタ
 成虫を18度で半年間成熟させてからブリードしていますが、全く産みません。昨年は同じ方法で1メスで30頭ほどの幼虫が得られたのですが何故なのか。
 夏に羽化した成虫は産まないのかもしれません。
●ヒペリオン
 1000ccのガラスビンにKBさんのフェロールマットを堅詰め。これだけでたくさんの卵、幼虫が得られます。
●メガラヤギラファ
 即ブリが10ペアほどいるのですが、どうしたものか。試しに1メスセットしたら爆産してます。。。
●アフィニス
 マットと柔らかめの産卵材に産んでおり、1メスから幼虫30頭ほど得られました。これは大型のオスを羽化させてみたいですね。10頭ほど菌糸ビンに投入しました。
●ウエストウッディ
 ひそかに幼虫飼育していましたが2メスが羽化しました。オスはいないので、メスを1頭販売に回してオスを購入しようかな。
●ボーリンフタマタ
 これまたひそかに幼虫を購入しました。羽化は来年の予定です。
●イズミヤマ
 活動が確認できましたので、昨日から産卵セット開始しました。状態が非常に良いので産卵に期待です。
●スピックスコフキ
 メス1頭だけ羽化しましたので、ネットでオスを購入し産卵セット中です。とにかく低温で管理しないとダメな虫なので気を使います。
●インドグランディス
 2年ほど寝かせた天然のエノキカワラ材で産卵セット中です。材を齧ってますので、産み始めたようです。グランディスは10月の産卵がベストですよ。