Beetls breeding BLOG

世界のカブトムシやクワガタムシを飼育しています

ウガンデンシス

2011年08月31日 | Weblog

 ウガンデンシス ♂73mmが羽化しました。
動物性タンパク質を混ぜたマットで飼育しだしてからコンスタントに70mmアップが羽化するようになりましたが、サイズとしてはまだまだですね。天然の標本と比べると、天然はツノが細いのですが直線的にすらっと伸びており、サイズアップの要因にもなっているように感じます。ブリード物はツノが湾曲して若干太め、これは飼育温度で何かコツがあるのではと考えています。恐らく年中22~23度くらいの飼育が良いのかと。
羽化後に繭玉を割って取り出したらツノが極端に曲がったまま固まってしまうこともあります。画像の個体は自力ハッチしてから取り出していますので、ツノの伸びはまだましな方ですね。

国産オオクワの80mmアップよりもっと簡単に出せそうなウガンデンシスですが、壁は高いです。

ネプチューンオオカブト

2011年08月28日 | Weblog

 ネプチューンの♀が後食始めました。♂はいませんでしたので、画像の♂をひろりんさんからお譲りして頂きまして早速交尾開始。
サタンは暴落していますが、ネプチューンは根強い人気を維持してますね。


学名:Dynastes neptunus
和名:ネプチューンオオカブト
産地:コロンビア サンタンデール

セブンオークス

2011年08月22日 | Weblog
 
 SEVEN@OAKS血統のホーペです。Mさんブリード品ですが、すばらしい形状ですね。Mさん宅で老衰死亡寸前でしたので、譲り受けてブリードすることになりました。我が家には、これ以外にホペコン第1回優勝血統の播磨王がいますが、これまたすばらしい血統です。元親所有者のレモさんはどうしておられるのやら、最近音信不通です。

学名:Dorcus Hopei
和名:ホーペオオクワガタ
産地:福建省福州市北峰
累代:F7

ヨツボシツノヒナカブト

2011年08月21日 | Weblog

 ファーブルさんでヨツボシツノヒナカブト成虫ペアを購入しました。昨年までは高価な虫でしたが、最近になってお手頃の価格になって来ましたね。産卵は初挑戦ですが、少しクセがあるカブトのようです。

学名:Brachysiderus quadorimaculata
和名:ヨツボシツノヒナカブト
産地:ペルー ティンゴマリア

トモニイコウ

2011年08月21日 | Weblog

 子供たちの夏休みも終わりに近づいてきました。毎日しなけりゃいけない宿題の日付はまだ7月なんですけどね。笑

ヴィッセル神戸の応援に行って来ました。結果は 2-1で、 アルビレックス新潟を下し辛勝。下位を争う2チームだけに真剣勝負でしたよ。

虫部屋近況

2011年08月20日 | Weblog

 今年に入ってからビッダで販売することが少なくなったせいか、虫が減る量より増える量の方が多くなり、当然のことながら部屋の中がえらいことになって来ました。恐らく過去最大の増加数。。。

虫部屋の中にはスチールラック6個、温室1個、ワインセラー2個を設置していますが、写真は虫部屋北側の一角です。
右下の1100PPには成虫が1頭ずつ入ってますが、2週間に1回餌交換で生存を確認しながらゼリーを放り込み、マットがヘドロ状になっていれば交換してあげます。
その奥の「もりのとびら」にはドウイロ、ヒメミヤマ幼虫など低温飼育の虫が入ってます。
左のプリンカップには、1回分の産卵セット割り出しから得られた卵や幼虫が1カップに2個~30個くらいまで入れてあります。
とまぁこんな状態でして、虫に対する情熱があるのかないのか、訳がわからないままダラダラと増やし続けてます。

キノコバエ対策にお試し中

2011年08月18日 | Weblog

 虫部屋の温度が少し高くなっただけでキノコバエが大量繁殖して悩まされています。産卵セットのマットにもどこから侵入するのか、いつしかキノコバエが繁殖し、油断すると真っ黒になるほど蠢いています。マットにこいつらが沸くとあっという間にマットを劣化させて栄養の全くない状態にしてしまい、幼虫が育たなくなってしまいます。
キノコバエ対策として、最近試しているのがこれ 「あみ戸に虫こない」です。効果のほどはまだ???ですが、使い始めてキノコバエの数が減ってきたように思います。
使い方は、ご使用法通りに網戸に振りかけるところから始まり、壁にもふりかけ、床にもふりかけ、産卵ケースの上ふたに挟んだ新聞紙にもふりかけ、菌糸ビンフィルターの上からふりかけ...試しにキノコバエに直接噴射もしてみましたが、死ぬほどの効力はなさそうです。
効果は2カ月持続するようで、皆さんも使い方をあれこれ工夫してお試しください。

ムニスゼッチコフキカブト

2011年08月17日 | Weblog

 リッキーの写真のお飾りになっているムニスゼッチコフキカブトの産卵方法について書いてみます。
特別難しい訳ではないのですが、意外と失敗している方が多いと聞いています。ちなみに我が家ではペアリング中の埋め込みマットにでも産んでいました。

用意するもの:
 ①中プラケ
 ②添加剤少なめのカブトマット
 ③乾燥水苔
 ④高タンパクゼリー

産卵セット
 中プラケにカブトマット半分フカフカに入れて適度に湿らせた水苔をカブトマットの上部に高さ3cmほど乗せます。高タンパクゼリーを4個ほど入れて、成熟したペアを放り込めば産卵セットの出来上がり。
 交尾済みの♀は、水苔をマットに引き込んでその中に卵を産みつけます。水苔から卵を割り出してしまうと孵化率が落ちるので、セットから幼虫が見える2か月ほど放置しましょう。
 水苔は次々と産卵に使ってしまいますので、2週間に1度くらい足してください。それとゼリーの補充も忘れずに。♂はそのままにしてもOKです。

幼虫飼育も簡単ですが、添加剤の多いカブトマットで飼育すると羽パカ成虫が羽化しやすいので、如何にして羽パカを避けて大きくするかが課題です。
ここは私も苦戦していますので、どなたか成功体験あればお教えください。