Beetls breeding BLOG

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ウガンデンシスの角について

2013年02月17日 | 昆虫

 ブラックのウガンが羽化しました。結構大きく70mmアップです。ワイルド個体みたいに角が真っすぐに伸びれば後3mmほど増えそうなんですが。。。
ワイルドの角は真っすぐに伸びて、ブリード品は伸び難い、この現象はどうして起こるのか。
考えてみたのですが、ブンブンは乾燥気味のマットが良いという迷信が原因では?と思い始めました。
たまに真っすぐに角の伸びたオスが羽化するのですが、この時は繭を脱出する前に繭から角だけが飛び出た状態になっています。こうなるためには繭と周りのマットが適度に湿度を保っていなければなりません。乾燥気味のマットでは繭も繭の中も乾燥気味になり、角が伸びようとする時に繭の壁面が堅くて邪魔になってしまい、角が曲がったままで羽化してくる、ということになります。

そもそも乾燥気味のマットが良いというのは、温度管理が不十分だったころに前蛹のステージで蒸れで次々に落ちてしまった結果考え出されたもので、温度がその種に適しておればマットは適度に湿っていた方が良いと思えます。

論より証拠、適度に加水したマットであればワイルドみたいに角が真っすぐに伸びるか、試してみようと思います。