山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

蕗の薹と共にジャガイモを

2023-03-06 22:05:38 | 農作業・野菜

 畑の隅で蕗の薹が咲き出した。十数年前は蕗の薹が100個近くもできていたが、食べ尽くしたせいか畑から消えてしまった。告白するのも恥ずかしいが。最近は10個できれば万歳だ。今のところ、7個を数えたが、もっと増えそうな勢いとなった。最近ははやる心を抑えて収穫していない。蕗の薹は場所を変えながら種の保存をかける、というのも実感だ。

        

 焚き火でできた灰を木枠の網の篩で振り分ける。倉庫の奥で見つけたレトロな篩を使ってみる。大きな篩を使うと腹筋が必要であることを痛感する。やり続けると腰が重くなる。この時期は切ったジャガイモに灰をまぶすのだ。ついでに、残っていた消し炭を七輪に集めてコーヒーを淹れたりイワシを焼くことも忘れない。

   

 今年のジャガイモは、去年育てた紫のシャドークイーン・赤のアンデスレッド・メークイーンの残りを種イモにする。購入したのは、久しぶりのキタアカリ。シャドークイーンはスーパーなどでは市販されていないことが多い。ポリフェノール豊富なのは、外の皮もそうだが、中身も見事な紫色のアントシアニンでできている。このところ、前年のジャガイモの種芋で大半の栽培をさせてもらっている。

  

 畝の脇には抜根した茶の樹を配置している。これをやっている人はいないとは思うが、防風と防獣を兼ねている。土寄せするときは茶樹が邪魔にはなるが、いずれ肥料になっていくことを期待している。抜根した茶樹には、真っ直ぐなもの、丸型のもの、短いもの、根っこが太いもの等様々だが、その形状から置く場所の用途を変えている。ブルーベリーのまわりを荒すイノシシもこれらの茶樹を配置しておくと近寄らなくなるのもわかった。手間はかかるが、これも窮鼠をかんだ結果でわかった効能でもあった。

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