山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

幻の県道を歩く

2015-08-23 19:02:23 | 旅行・散策
 今月の森林散策会は、浜松天竜区の横川道の駅を出発する。
 そこはスタートまもなくアスファルトの道が途切れた。
 山を越えとなり町に至る県道になるはずの幻の道ということだった。
 参加者は40人くらいの多数の参加だ。

                       
 以前、ここを散策の研修コースにしたが、草茫々で歩くのが難しかった。
 そこを地元の人が事前に草刈機で歩きやすくしてくれたのがわかった。
 目立たないこんなところにも田舎の持ち味が込められている。

    
 ところどころには、「クサギ」(クマツヅラ科)の花が見られ、アゲハチョウなどのレストランとなっている。
 花が落ちると、濃紅色のガクと藍色の実が美しい。

                          
 道路際には、帰化植物の「アカバナユウゲショウ」(アカバナ科)の桃色が目立っていた。
 午後から咲き始めるので「夕化粧」と名付けるセンスが秀逸だ。
 自然が作ったアスレチックのようなアップダウンを登山気分で歩く。

       
 林縁では「センニンソウ」(キンポウゲ科)の花を発見。
 わが畑で猛威を振るっている「コボタンヅル」の花に似ている。
 この花の実が白い綿毛を出すとまさに仙人のような見事な白髪となる。
 途中で登山靴の底が剥がれそうになったが、なんとかゴールに着く。

 コースのなかではいろんな植物と出会ったが、自分の知識の曖昧さが遺憾なく露呈する。
 画像ですますのではなく、実物を図鑑で確認する作業をこのところ怠っていたせいだ。
 さらには脳の委縮がはなはだしく、植物の名前が出てこないのも致命的だ。                

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