山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

そしてシャッターが降りた

2015-04-28 19:05:15 | 出会い・近隣
 集落唯一のお店が閉店となった。
 食品から日用雑貨までそろえたムラのスーパーの役割を担っていた。
 高齢・介護・病院通いが重なったという。
 
 町の小さなスーパーマーケットに行くには車で25分ちかくかかる。
 月に2回くらいは1時間くらいかけて買い出しに行っていた。
 それが、集落のこの店は歩いて7・8分くらいで行けるので、急に卵とか油揚げとかが必要になればすぐ飛び込むことができた。


 野菜の師匠だったご夫婦は町に住む息子の2世帯住宅につい最近引っ越してしまった。
 やや大きい集落にあった二つの食堂がやはり閉店した。
 その近くにありときどき利用していたガソリンスタンドも閉店した。
 ここひと月の間にこれだけの身近な事件があった。

                          
 過疎化がじわじわとではなく、ドラスティックに空白を形成していく。
 農山村を住めなくしている元凶はいったい何なんだろう。
 
 そんな中山間地にも、ちらほらとやってくる若者がいる。
 暮らしは厳しくても心洗われる自然と近隣を選ぶいさぎよさが心地いい。
 
 
 


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3 コメント

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まさに (しのちゃん)
2015-05-09 23:28:45
ドラマ、まれ!!
来週は、東京横浜が舞台に!!
結局は便利を人間は優先する生活に、おさまる!!
先人の歌を思い出します (ブラボー)
2015-05-19 12:20:52
先日はありがとうございました。たのしい時間を過ごせました。
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さて、この日のこのブログを見て、読んで、次のような歌詞が頭に浮かんでいました。

花咲き花は移ろいて 露置き露の干(ひ)るがごと
星霜移り人は去り 舵取る船師(かこ)は替わるとも
我が乗る船は常(とこ)しえに 理想の自治に進むなり

この寮歌も通して聞くとエリートの驕りとも若者の気負いとも取れるのですが、当時(1902)の若さの中には時間の推移も頭の隅にはあったようです。

若者が集まり始めた春野の町の舵を取る順番が武兵衛さんにも巡ってきたようですね。

後日、お体のことも書かれていましたがまずはご自愛ください。   (2015.5.19記)
寮歌 (武兵衛)
2015-05-19 21:51:11
   ブラボー様、いつもありがとうございます。
 むかしの寮歌は素晴らしいですね。
 その心意気がいつのまにか現代ではミーイズムに閉じこもり、幼児性の事件が頻発してますね。
 若者からの脱政治の策略が成功しているわけですね。
 それでも、少数ながら心優しく心意気のある若者に出会うのは勇気をもらえます。

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