先日、エビスグサの種を足踏み脱穀機で作業したものの、まだ莢のままも多く手動で種を取り出す。乾ききっていない莢は種が取りにくい。炬燵に足を突っ込んだまま手はのんびりと莢から種を取り出していく。これも指の動きが悪いオイラのリハビリにはなりそうだ。以前はハブ茶ブームがあったが今はあまり聞かない。しかし、野生化するほど生命力ある薬草をほっとおく理由はない。
取り出した実の中にはゴミや不良なものも少なくないが、これを後日、「唐箕」にかけて精選する予定だが来年になりそうだ。
漢方薬でもあるエビスグサは、「決明子(ケツメイシ)」と言われ、眼に明かりを与えるとして眼精疲労にもまた利尿・整腸にもいいらしい。人間だけでなく線虫の増殖を抑えることでも畑に効能がある。フライパンで香ばしい匂いが出るまで焙煎してからカップに入れてそこへ熱湯を注ぎ3分ほど蒸らしてから飲む。麦茶のようなあっさりした癖のない味がある。アサヒ飲料の「十六茶」にも入っている。(2018.5.17my.blogでは若芽を食べたことがある)