田んぼに白い泡が

　今年も国道沿いの田んぼに白い泡があった。
　石垣から田んぼの表面までは約８０cmほどであろうか。
　その石垣のてっぺんに白い泡が４箇所ほど見える。

　　　　　　
　「モリアオガエル」の赤ちゃんがいる泡だ。
　人間がすぐ近くにいるし、車も頻繁に通るのに、大丈夫なのだろうか。
　今年も同じ場所にベッドを敷設しているのがほほえましい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　残念ながら、その母親や赤ちゃんは確認できなかった。
　田んぼの中には、「イモリ」の黒い影が泳いでいる。
　水の中は生き物の多様な世界があるのがよくわかる。

　「モリアオガエル」が木の枝に泡のベッドを作るのがよくテレビで放映されるが、田んぼの近くに作るのは珍しい。
　意外に確実な子育てに違いない。
　ケロくんも柔軟な生き様をしているんだな。