山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

裸の子ダヌキがやってきた!

2011-04-21 20:03:56 | 生き物
 夢遊病のようにゼンマイ・ワラビ・シオデ等の山菜採りに夢中の和宮様は、またもや「外に出でよ!」と低い声で仰せになった。
 叱責される前にと、すばやく馳せ参じると、可愛いドングリまなこの子ダヌキの目とかちあった。 そしてこちらを振り向きながら、茶畑のなかをうろうろ徘徊していった。 警戒心もなく、のろのろ歩くので腹をすかしているようにも見える。

                  

 よく見ると、半分くらい毛が抜けているのがわかった。 これはどうも、ヒゼンダニによる皮膚病で、ペットからの感染によるものらしい。 それは、犬やネコや人間にも感染するから接触はまずい。

 以前は、タヌキが近寄るとものすごく臭いにおいがしたものだが、このタヌキは臭いがしなかった。風呂に入っているのだろうか。 
 母親と別離したのだろうか、物憂げな瞳を残しながら、春の茶畑に消えた。

 
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1 コメント

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Unknown (あすか)
2011-04-23 01:32:10
たぬきの置き物とは
かけ離れた御姿で・・・

痩せこけてかわいそうだね。

野生の生き物は、余計なものをつけてないね。

私のラードをあげたいものです。
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