脇道（08.07.18）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

あいにく入社試験と重なって欠席した
学生もいた最後の二コマを期末試験で
締めくくった前期授業を終えて一息。

履修生はまじめにつきあってくれるが
司書系への就職がほど遠いご時世に
むなしい繰り返しをやっているだけ？

喋ったりしていると９０分なんて
あっという間だが筆記や演習問題を
やってもらい回収するまでの永いこと。

提出目前に教材のシステムエラーで
仕上げた目録データが消えてしまい
やり直す時間もないときはどうする。

どうなるかわからないからこそ
じっくり向き合える場所がないと
いつまで経っても何も変わらない。

かんかん照りの昨日のキャンパスへの
行き帰りで耳にした“暑い”を洗い流す
豪雨の勢いで値上げの夏を叩き落とせ。

〈図書館〉拾い読み

独島：カナダの韓国人司書が独島を守った（上）（朝鮮日報 - South Korea）

「電子書籍は読みたくない」という調査結果が…（BARKS）

〈図書館〉拾い読み

ブックエンド＆新着本：福岡市総合図書館のおすすめ　／福岡（毎日新聞）

もよおし：政経公開研究会ほか：講演と対談「インターネットアーカイブの制度化に向けて」（毎日新聞）

児童文学者・与田準一の故郷　遺品譲渡前に初訪問　みやま市　音楽プロデューサー　孫の春生さん（西日本新聞）

市施設でエレベーター故障、乳児ら３人閉じ込め（MSN産経ニュース）

京丹後市出身の絵本作家・梅田さん原画展：あみの図書館で１７枚（京都新聞）

〈図書館〉拾い読み

独島：米議会図書館、「リアンクール岩礁」へ表記変更を推進（朝鮮日報 - South Korea）

米議会図書館「独島」という分類語なくすことに（中央日報）

＜独島問題＞米議会図書館「リアンクール岩」変更の検討を保留（中央日報）

マンガ図書館：明治大が構想　「コミケの父」故米澤さんの蔵書を収容へ（毎日新聞）

音の出所（08.07.15）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

たまに昼下がりの散歩などといって
素見し半分家電量販店で涼んでみたり
行き帰り目にする畑作物の生育がいい。

その昔にサツマイモの蔓や葉っぱまで
今じゃカップ麺やご飯にふりかけで
しのいだりする貧乏の味が変わったか。

裏山で採った山菜で小遣いを稼いだガキが
この頃は高山の山菜や平野の野菜など新鮮な
頂き物をヨメの手で料理してもらったり。

何に飢えているのかはっきりしていた
貧乏もこの頃は何に飢えているのかも
はっきりしないビンボーに底上げされて。

耳をスピーカーに突っ込んだみたいに
機器やらチャンネルを増やしたりするうち
どうやら聴きたくなる動機も見失いそう。

さしあたって何をするでもない食後など
住み慣れた部屋で二人が聴き込んできた
LP数枚を回すだけで音楽紀行が綴られる。

〈図書館〉拾い読み

図書館まつり：中川村図書館（伊那毎日新聞）

町内会運営の図書館が２周年／福島の東浜町（福島放送）

〈図書館〉拾い読み

財政難図書館、不要本に埋まる　寄贈募るが多くは廃棄（朝日新聞）

【高知】新図書館建設を検討へ　日高村(7/11) （建通新聞）

〈図書館〉拾い読み

区立図書館　貸し出し破損に苦悩　異例の履歴保存　効果（東京新聞）

全国学校図書館研究大会：活用、地域連携考える　熊本で来月６～８日　／熊本（毎日新聞）

寄贈：県モラロジー協青年クラブ連絡会、県立図書館に絵本３９冊　／高知（毎日新聞）

県立図書館：開館１００周年記念式典　読書文化広げる場、新たな一歩を　／和歌山（毎日新聞）

Ｗａｔｃｈ！：財政難で「廃止」とされた国際児童文学館　子どもの夢を奪うな　／大阪（毎日新聞）

「親子で読書」がテーマ：保護者対象に感想文募集　豊田（読売新聞）

採集４０年　世界の昆虫　名女大の八田教授、海外寄贈前に展示（中日新聞）

盗難の全集１０年ぶり発見 シェークスピアの貴重本（47NEWS）

まなびの館ローズコム：図書館など複合施設　広島・福山の中央公園に開館　／岡山（毎日新聞）

’０８平和考・京都：亀岡の児童ら、広島へ折り鶴１万羽を託す　／京都（毎日新聞）

〈図書館〉拾い読み

【わかる中国知財法】電子図書館による著作権侵害（中国情報局ニュース）

“嫁ぎ先”は愛知県　県立最後の移動図書館車　排ガス規制で昨年引退（埼玉新聞）

利用者の便に寄与　文協図書館の山本自子司書帰国（サンパウロ新聞）

耳寄りな話（08.07.11）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

授業より履修生の就活優先だが
地元の入社試験が木曜日に多くて
演習できない学生への対応が悩ましい。

高卒就職だったから夜学の短大で
さぞ勉学に励めたということもなく
うかうかと先生方の話を聞き逃した。

隣県の長岡まで三度ばかり足を運び
吉本農業論の講演を聴いた頃だったか
富山での講演ならぜひ魚津でと夢想したが。

敗戦の日に動員先の日本カーバイトの
工場の広場で天皇の放送を聞きぼう然と
帰った吉本氏と寮のおばさんとのやりとり。

一枚にまとまる話を何枚もめぐりに
めぐって話しているとの吉本評はたぶん
詩人の谷川俊太郎だったような気がする。

あの臨場感の門戸を開いた宮下氏による
弓立社版全講演ＣＤに続きほぼ日糸井氏がＣＤや
ＤＶＤで終わらず全てアーカイブ化するとか。