高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
薄陽あたり
紅葉庭木が
背伸びして
雪吊り待つ
松の梢から
縄目の俯瞰
家屋に隠れ
近くて遠い
体感の裏側
挨拶をして
入る四隅に
視線届かせ
身体の影を
脱ぎ捨てた
言葉の殘渣
掃き溜めで
枯葉の型が
人体を模写
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
薄陽あたり
紅葉庭木が
背伸びして
雪吊り待つ
松の梢から
縄目の俯瞰
家屋に隠れ
近くて遠い
体感の裏側
挨拶をして
入る四隅に
視線届かせ
身体の影を
脱ぎ捨てた
言葉の殘渣
掃き溜めで
枯葉の型が
人体を模写