高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
梅雨明け空に
ヘリの爆音が
遠ざかる辺り
避難下山する
滑落者の影が
背負子で揺れ
未定の没年が
近づくほどに
首折れ彷徨い
荼毘のような
光景で閉じる
老境の鞍部へ
登りはじめの
食べ合わせで
へたり込んで
行程はたせず
眠りこけたら
夕暮に目覚め
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
梅雨明け空に
ヘリの爆音が
遠ざかる辺り
避難下山する
滑落者の影が
背負子で揺れ
未定の没年が
近づくほどに
首折れ彷徨い
荼毘のような
光景で閉じる
老境の鞍部へ
登りはじめの
食べ合わせで
へたり込んで
行程はたせず
眠りこけたら
夕暮に目覚め