吉本隆明さんの住む街(幻冬社plus)
高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
遠くの池で
二輪の蓮が
花開いたら
胸の内にも
微かに響く
二人の唄が
書込まれた
未来が遥か
過去に浮き
沈み揺れて
家計の底に
天窓を穿つ
針を下ろす
誕生月毎に
磨り減った
不安に浮く
水面を歩く
型を旅して
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
遠くの池で
二輪の蓮が
花開いたら
胸の内にも
微かに響く
二人の唄が
書込まれた
未来が遥か
過去に浮き
沈み揺れて
家計の底に
天窓を穿つ
針を下ろす
誕生月毎に
磨り減った
不安に浮く
水面を歩く
型を旅して