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あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

華麗なる週末

2016-04-12 23:31:47 | 日記
なかなか イイ感じにシャトルを動かしながら、夜間作業中、「 華麗なる 週末 」 という 1969年に製作された アメリカ映画を 観ながら、ふと 観いってしまいました・・・ ステイブ・マックイーン 主演の映画で ウィリアム・フォクスナーの 「 自動車泥棒 」 という小説の映画化なんですけど・・ド派手な カーアクション物と言う訳ではなく、1905年の 古い時代、ミシシッピー州の 田舎町に住む 11歳の少年の祖父が 街で最初の自動車を購入した・・という、馬車が主流の時代のお話・・・ ステイーブ・マックイーン が主演と言いつつも、11歳の少年が 祖父の留守中の 4日間 マックイーン 演じる 車の世話係の ブーン と一緒に 祖父に内緒で テネシー州の メンフィスにドライブに 出かけ、そこで会う 心優しい娼婦や黒人等、さまざまな人たちと接し、人生の裏面も知り、成長して行く物語・・・
4日後 家に戻った時に 悪い事をした少年に したくはないが躾けの為に ムチで少年の尻を打とうとした父親を止め、祖父が 少年に4日間に 経験した事、どう思ったかを 話させて、反省している少年を 両手を拡げ 迎い入れ 抱きしめてあげる・・・ とても 感動的な映画です・・・古き良き時代の いかにも田舎街の 純粋なお話ですけど・・・・ 透明な衣装ケースに 自分の子供を しつけのつもりだった・・と 閉じ込めて 窒素死 させてしまった 悲しい事件を 知った直後だけに・・ 失われてしまったものがあるような・・・躾け と虐待が 紙一重になってしまっている今の時代・・・被害者は 幼子・・・生きていくための 呼吸を止められてしまうなんて・・・ 私の部屋にも 手芸材料が 詰め込んである 同じような 透明な プラスチックの衣装ケースがあるだけに・・ こんななかに・・幼子を入れ 蓋をして閉じ込めてしまうなんて・・・・ どうして、大きく両手を広げて、抱き締めてあげる事が 出来ないんでしょう・・・・映画の 素晴らしい愛情の 与え方を観ているのに、息をする事すら 親に絶たれて・・命を落としてしまった 少年が脳裏をかすめて・・・・ 涙が止まりません・・