あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

芸者

2010-06-19 20:52:44 | 日記
お座敷に 芸者さんを呼んで・・・ なんて、昔の旦那衆の粋な遊び みたいな感じですけど、先程、そんな世界に 入り込んじゃっていました。

遊ぶ、っていったって、ゲームや、手品をしてる訳じゃありません。

芸者さんが、修行してる 踊りを観たりしながら、宴会をして、懇親を図るのが、大人の粋な 遊び、ってもんです。

三味線 と 小太鼓のお囃子に乗って、芸者さんが、舞台の上で、日舞を披露してくれるんです。

今回、来ていただいた芸者さんは、カナダバンクーバーで、ツアーガイド や エステイシャン等を経験し、帰国後、芸者として活動を初めた、九美 ( くみ ) さんで、もちろん、芸者名で、今回は 同じ芸者の妹さんと、仲間とで 来てくれたんです。

今度は、中国で行われている 万博の日本館での 8月の舞台でも踊ると言う事で、まあ、万博では 日本髪を結って、和服との事・・・ 「 きっと、すっごく 暑いでしょうねえ・・ 」 なんて 笑顔でお話されていました。

扇子を使っての二人踊り や、花笠を持っての踊り、 一人で扇子を刀のようにして踊る、男踊り、4人で踊る 郡舞 など、小粋な 三味線のお囃子にのせて、日本文化の一面を楽しませていただきました。

こうした芸者さんって、チャラチャラしてるだけの コンパニオンホステス と違って、お客さんの扱い方や、お座敷での立ちい振舞いなど、別格で、まさに 「 粋 な世界 」 です。

話題の質も 高く無ければ、お客の、旦那衆も 満足しませんからねえ~  スケベなおじさんの集まりじゃありませんから・・・・


・・・・・ って言う事は、私も、そうした年代にいるって、・・・ そういう事になっちゃいますね・・・  まあ、若い人も お客にはいますんで・・・・


しかし・・・昔の旦那衆は、これよりも華やかな宴席で、遊んでいたんでしょうね・・・そうした 粋な世界が、日本を作ってきたのかもしれませんね・・・

芸者さん達、着物も仕事着とは言え、柄は 落ち着いた いい柄の着物で、リーダー の 九美 さん の着物、地味に見えますけど、いい着物みたいでした。

当然ですけど、着物の着こなしや、着物での動き方も、自然とした感じで、とても綺麗でしたね・・・・