日本のウィスキーは山崎！

　私は数年前、サントリーの工場がある山崎付近に住んでいたことがある。このあたりは、宇治川、木津川、桂川と３つの川の流れが合わさって、淀川という大きな流れに変わり、霧が発生しやすく、ウィスキーを醸造するには、最適な場所のようである。また近くには、天下分け目の天王山もそびえて、その下方にある工場には、こんこんと湧き出す、湧き水がある。近所の議員さんと一緒に工場見学をしたことがある。さすが日本最古のウィスキー工場である。たるの数が多いことにびっくりした。それに、従業員の姿がまばらなことにも驚いた。一番驚いたのは、ＶＩＰルームで、山崎１８年ものを、いただいたことである。ウィスキーが出来上がる過程と、熟成される年月の説明を案内係のお嬢さんに聞きながら、人間が生み出した飲み物の中で、最高に味わい深いものだと、信じるようになった。以来　ずっと　ウィスキーファンである。このほど、山崎１８年が世界最高峰の金賞を受賞したことでも、日本のみならず、世界の山崎になったことが伺える。



↑画像をクリック《詳細説明》