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ルパン三世 princess of the breeze。

2013-11-15 23:59:22 | 感想
年に一度恒例のルパンTVスペシャルが放送されました。

新生ルパンとしては3作目、TVスペシャルとしては24作目になります。

ルパンシリーズは好きな作品でして、テレビ・映画・OVAシリーズは全て見てます。
TVスペシャルは最近のものはあまり見てませんが、ぼちぼちと見てます。

それでルパンシリーズというのは結構権利問題で右往左往した歴史がありまして、

通称、緑ジャケ赤ジャケピンクジャケなんて言いますが、
それぞれ、第一シリーズ、第二シリーズ、パート3と配給会社が違うため
ルパンを差別化するためにキャラクターの配色を変えたのですが、

ひと通り見ると、テーマの大変違います。

僕は第二シリーズの赤ジャケが好きで、

秘宝や高価な美術品、伝承のある曰くの場所や、
堅固なセキュリティやダンジョンの罠をかいくぐるのはこのシリーズが主です。

第一シリーズはまだキャラクターやテーマが定まっておらず、
主にキャラクター達のスッタモンダが主です、
不二子ちゃんやゴエモンの声優や性格が大きく違ったりします。

パート3は特に異例で、
ピンクルパンや緑五右衛門などの配色に印象のかわるキャラデザ、

ハードボイルドなルパン一味がかっこよく盗みを働くという、
今までと違う雰囲気の作品でした。

とまぁアナログの頃のルパン大分と好きだったのですが、

デジタルに移行したぐらいからのルパンは昔の様な、

大人も楽しめる子供向きアニメではなくなっていて、
完全な子供向きアニメになっていてあまり見る気が起きなくなっていました。

三年目に声優陣が大幅に変更された一作目が普通に面白かったので、
今年たまたまテレビを見たらやってたので見たんですが、

また中途半端になってました。

というか酷かったように思います。

全体的にジブリ映画の様な世界観、
ありきたりな展開や設定。

特にテーマ曲が明らかにカリオストロの城でして、意識してるんだろうと思いますが、
似ても似つかなぬ浅さでした。

あれなら年に一度に拘らず、もっと練ったほうがいいと思います。

折角44年にもなる長寿シリーズなのにただ生産しているだけでは衰退してしまいます。

多分現行シリーズを手がけているスタッフはルパンを見てないか、好きじゃないと思います。

全然制作意欲を感じないです。

後やっぱり栗田貫一さんの声がなれないです、
僕の中では山田康雄さんこそルパンなので、似ていると思いますが違和感が否めません。