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2013 夏アニメ。

2013-07-13 21:55:33 | 感想
最近新しい監督やスタジオが増えてきたのでひと通り目を通す事にしました。

今回見たのは、

ステラ女学院高等科C3部・ローゼンメイデン・物語シリーズセカンドシーズン・ダンガンロンパ
きんいろモザイク・ファンタジスタドール・幻影を駆ける太陽・ブラッドラッド・超次元ゲイムネプテューヌ
神さまのいない日曜日・プリズムイリヤ・恋愛ラボ・有頂天家族・サーヴァントサービス・シンフォギアG
帰宅部活動記録・銀の匙・ガッチャマンクラウズ・私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!・FREE
げんしけん二代目・魔界王子・犬とハサミは使いよう・てーきゅう二期

の23作品。

二期もの以外の新作ものはほぼ見ました。

今期の総評として、先ず萌えキャラデザインが多く男向けの熱いアニメが1つしか無い。

もっとジョジョとか進撃みたいな男向けの熱いアニメ枠が定着してくれると嬉しいのですが。

というかもうそろそろ近接格闘が主体のバトル物をオリジナルでも原作ありでもいいから欲しい、
最近派手に見せるためにエフェクトに凝ったり、人に大げさな武装を持たせたり安易な表現が目立つ。

CGの合成技術も上がってるし作画は安定して綺麗なエフェクトだけでもクオリティは高く見えますが、
あまり重みや現実感が重視されていない気がします。

漫画でも一緒だけど絵の上手さは格段に昔より上がってますが漫画としてアニメとしての面白さがついてきてないです。

それで萌えキャラデザが多いという話、キャラデザというのはその作品の世界観を遵守するもので、
名は体を表し、キャラクターデザインは世界観を表す。

萌えキャラデザが多いというのは、萌えに媚びたアニメが多いということで、
萌えに媚びるとそこに甘え勝ちになり作品作りが疎かになる。

何故なら萌え要素だけである程度売れてしまうからだ。

萌えに興味がないものからすると、萌え系が多いというだけで不作の可能性がビンビンする、
実際中々にヒットするものはなかったですが、それでもいくつか予想外に面白いものもありました。

それが、ステラ女学院高等科C3部・恋愛ラボ。

Ç3部は、ガイナックスお得意ののジャズにシーンを合わせる演出を一話に持ってきて、
やはりそこの曲に合わせた劇中の動きと魅せ方が上手く、
逆ではないですがガイナックスならではのもので面白かったです。

恋愛ラボは、残念美人会長のボケの多さが面白かったです。
たくさんボケがあるのでどこかで笑ってしまう、一話は足の動きのキモさに笑ってしまいました。

難点としてはツッコミが弱いです、もっと勢いが欲しいなと思います。

画面演出やキャラの仕草等も細かく表現されていてこだわりが感じられるところも好印象でした。

演出・構成に拘っていたと言えば、きんいろモザイクもそうです。

最初、主人公の女の子がホームステイする所から始まり、
もしかしてホームステイで1クールするかと思いましたが、
一話途中でホームステイが終わり日本に帰ってきてからの、
数年後高校生になった主人公たちの所に、
日本語うまくなったホームステイ先の女の子が来るという構成でした。

最初を映画枠にしたり、外国は英語で日本語字幕だったり、過去があってから現在だったり、
結構拘っていると思いました。

他には、

神さまのいない日曜日。
世界観設定が気に入ったのと、いきなり主人公が存在否定された所が気になりました。

ダンガンロンパ。
内容はバトルロワイアルものですが、知り合いじゃない分、悲運さは少ない気がします。
それより声優が豪華すぎです、とりあえず様子見の作品。

ブラッドラッド。
原作の漫画を連載当初から読んでますがまさかアニメ化するとは思いませんでた、
しかし僕が良いと思っていた陰惨とした世界観と絵柄は薄くなり、
ヒロイン全押しギャグ分強調で来てました。

まぁヒロイン、ナイスボディだしギャグもあるけど僕が気に入って部分とは違っていて、

とくに最初の、吸血鬼である以前に俺という一個人だのセリフとシーンがさらっと済ましたあたり、
僕と監督は考えが合わないと思いました。

有頂天家族。
原作である小説の著者森見登美彦さんの作品は愛読していて、有頂天家族はその中でも好きな作品の1つ。
監督である吉原正行さんは、攻殻機動隊や精霊の守り人などIGで演出をしていた人です、
有頂天家族はコメディなので大丈夫かなと思ったんですが意外とちゃんと世界観を演出できたいた様に思います。

ですがやはり四畳半神話大系のこともあり、湯浅監督と上田誠脚本でマッドハウスに作って欲しかった、
夜は短しはどうかお願いします。

それで世界観の演出は悪くなかったのですが、
気になったのはキャラクターデザインです。

原案は久米田康治さんがやっていて、あの人の画風ならおかしくはないかと思ったんですが、
アニメになると結構微妙でした。

これは原作が小説なのでしょうがないことですが、
キャラクターのイメージが僕の頭の中と違っていて、

特に弁天と金閣銀閣。

弁天は、普通の女の子が天狗に攫われて普通の人生を送れなくなったから
普通の女の子が敢えて悪女になっている感じが欲しかったです、
あのデザインだと普通に悪女っぽいです。

金閣銀閣は終盤まで嫌がらせをしてくるキャラクターで、
もっとでっぷりと大きな二人をイメージしてました。

この三人が、イメージと真逆だったので慣れるのに時間が要りそうです。

ガッチャマンクラウズ。
中村健治監督色がばりばりの世界観とキャラデザでした。
この人の変な感じはクセになります。
ヒーローの変身シーンや、掛け声は大人になってもかっこいいと思います。

デザインは3Dで奇抜ですが。

銀の匙。
原作を貯めていたので見ようか悩む作品1。
銀の匙の作者である荒川弘さんは鋼の錬金術師から気に入っているので、
銀の匙連載開始からすでに完結してから一気に読もうと熟成されている作品です。

なので今回アニメになると知り、見ようか悩みましたそして一話だけ見ました。

そして面白かった。

荒川弘さんは実際に北海道農家の娘として育っているので、、
実体験に基づく作品として完成度も高いです。

正にノイタミナという感じだし、これはもう見るしかないです。

げんしけん二代目。
原作を貯めていたので見ようか悩む作品2。
げんしけん二代目は一度完結してから何年か空いてまた続編として始まった珍しい作品です。

げんしけん無印の主要キャラは大学を卒業して、
後輩だったキャラを主要キャラにして二代目が始まったようです。

無印は、男キャラが多くて、ネタも男ヲタよりでしたが、
二代目は女キャラが多いので、ネタ腐女子よりのようです。

作画はちゃんと動いていたので無印のように低予算ではなさそうですが、
どうせなら無印のキャラ達の声を変えてほしくはなかったです。

無印は低予算で作画は安定せず殆ど動きもなかったですが、
声がピッタリだったのが良かったのですが。

荻上はまだ大丈夫でしたが、大野、斑目、咲は違和感がありました。

とりあえず見ますが今後なれるかな。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!。
主人公が痛すぎて今後見れるかわかりませんが、設定が特殊なので続きが気になります。

Free!。
京アニの新作は美男子のプール部という腐女子歓喜な設定でした、

ただ水を主題に置くというのは中々に凄いことです。
何故なら水があるようでなく、ないようである、
つまり手に掬えばそこに溜まり傾ければ流れる、
変幻自在の水というは非常に作画しづらいものなのです。

それを敢えてプール部という水が沢山出てくる設定にしたのはさすが京アニというところです。

一話の感想としては、やはり京アニ作画の綺麗さと演出の丁寧さです、これだけでも見れます、
ですが男キャラに今まで女の子に使っていた可愛さアピールの効果が出ると若干違和感を覚えます。

このままスポ魂をするなら普通に面白い作品になると思いますが、どっち路線で行くのかな。

他は二期ものをいくつか。

ローゼンメイデン。
これは三期なのか新作一期なのか呼称はわかりませんが、
一話は新スタッフで二期までの総集編をしたという感じでした。

殆ど覚えていない上、確か2期は途中までしか見てないので完全に?な展開でしたが、
作画が前より丁寧でキャラデザも原作に忠実になっていて二期までのよりは見れそうだと思いました。

シンフォギアG。
相変わらず熱いアニメでした。
シンフォギアは子どもが思いつきそうな熱い設定やデザインをふんだんに盛り込んだ作品で、
古くはなのはシリーズに共通するものがあります。

中でも武器のギミックは見ていて心地いいです。

今期も衰えず熱い展開が予想できるので楽しみに見ます。

物語シリーズセカンドシーズン。
今まで、~物語だったのに何故仮題みたいなタイトルなのかと思ったら、
今回は2クールで原作のセカンドシーズンにあたる六作を一気にするからみたいです。

これは貯めてからみること決定です。

てーきゅう二期。
2分という極短編アニメで、その二分の中に意味不明なギャグをひたすら詰め込んで、
詰め込み放題の袋みたいにぎゅうぎゅうになっているアニメです。

2分という短さもクセになります。


というわけで今期は15作品視聴続投します。

作品数は多いですが大体は様子見という感じで一話から絶対最後まで見るとなるような作品はなかったです。
一部2期ものは省いて新作のみでの話です。

これらに加え、進撃の巨人、マジェスティックプリンスを見て、
とあると物語はためます。