海苔屋四日目。

今日は仕事を開始して二時間で体力の限界が来て、
もう辛いなと思いながらやっていたら、社長と奥さん息子さんが自分の仕事の合間合間に手助けしてくれて、
仕事の一部を俺がやるからと社長がやってくれて、２０分程の小休憩も貰い、
あと何故か飴玉を貰いました。

朝辛くなってから必要なお金を稼いで辞めようかと思っていたのに、
そうやって人情に訴えかけられると辞め様にも辞めれない。

と言っても、僕の辞める算段は、いつでも辞めれるからもう少しやってみようというのも含まれていて、
これが意外に続く要因だったりします。

なので、いつでも辞めれるのでもう少しやってみようと思います。

あと新人さんはいつくるのか気になったので社長に尋ねると、採用をやめたらしい。

年だったから採用をやめたよ、長続きしないだろうから、その分頑張ってくれ！と言われてしまいました。

新しい人が入っていきたら入れ替わりにと考えていたので、退路を絶たれてしまいました。

今日はそんな感じで社長家族が手伝ってくれたので体力的に余裕が出来ました、
あと靴を買い換えたことで足の痛みが相当和らぎ、状況に応じた靴を選ぶことの大切さを知りました。

今のところ火曜日の僕が最高潮で、あの時の動きがずっと出来ればまったく問題無いです、
社長さんもその動きを知っているから今でも手厚くしてくれるんだと思います、
ただ最高潮の動きをすると、仕事が終わった後、体力的精神的に余裕がなくなり、疲れも一日二日と蓄積したまま抜けないので、
今の体力でまたあの動きをするわけにはいかない。

今は日にちを重ねた馴れと体力の向上で最高潮の動きに近づけることが目標です、
それまで社長家族が辛抱してくれるかが問題ですが。