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☆地方の衰退と生活インフラの危機が叫ばれる
*今こそ3事業1体経営に戻し立て直すべきである
*それが、郵政、国民にとってもベストな選択
☆長門社長は「民営化の成功例」
*ドイツやニュージーランドの失敗を直視すべきだ
☆日本に郵政民営化を求めてきた米国の郵便事業は、今でも国有国営
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☆政府は今秋にも日本郵政株の追加売却を行う
*国の持ち株比率を3分の1強にまで下げる
☆長門日本郵政社長は語る
*政府の株式売却を歓迎、民営化が進み、経営の自由度が増すの理由
☆長門氏の強気発言の一方で、郵政事業の展望に不安を抱く関係者多い
☆郵政をウオッチしてきたベテラン記者がコメントする
*長門氏は、郵政民営化が完全に失敗だったと認め、国営に戻すことを目指すべき
☆全国2万以上の郵便局ネットワーク崩壊を危惧する関係者は多い
☆利益を追う民営化と不採算地域の郵便局網維持には大きな矛盾がある
☆民営化以前、郵政マネーは、国債や地方債を通じて国内で使われてきた
*今は、米国に流れ、全国一律のユニバーサルサービスも危ない
☆日本郵政の社長を務めた西川、西室両氏は民営化の名の下
*国民資産「かんぽの宿」など郵政所有の土地をタダ同然の値段で売り払った
*金融2社の資金運用先を、日本国債から米国債や米国株に変える
*一部の人が甘い汁を吸う道具にしてきた
☆日本郵政の政府支配が薄れたとしても結果は見えている
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☆予定通りに国が株を売却したとしても
*日本郵政の『半官半民』というイメージは変わらない
☆日本郵政とアフラックは、がん保険で提携
*全国約2万の郵便局でアフラックのがん保険を販売する
*かんぽ生命の79の直営店でも取り扱っている
☆西室前社長アフラックとの全面提携に踏み切った
*米企業アフラックの大半の利益は、日本市場の売り上げ
☆長門社長は、アフラックに2千700億円の出資を決めた
*「アフラックを日本郵政グループに入れる」との考えがあった
☆長門氏の考えは甘い
*人口減で日本のがん保険市場が頭打ちになる
*アフラックは『じり貧の郵政グループには入らない』
*かんぽ生命、アフラックの医療保険と競合する
*かんぽ生命の株価は下がり続けている
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☆日本郵政には外資出資で失敗した前例がいくつもある
☆長門氏は失敗も少ないが、それ以上に民営化の成果をアピールする実例がない
☆官邸は、それが日本郵政の株価が上がらない理由があると見て、交代も検討した
☆参院選を前に官邸が心配したのは
*長門氏ではなく、鈴木康雄副社長の去就だった
*鈴木氏は、『集票マシーン』の全国郵便局長会との関係も良好だ
*鈴木氏が、退任の意向を示したため、菅官房長官らが引き留め工作に走った
☆結果、長門氏とセットで留任となった
☆政府による日本郵政支配の実態は、株の追加売却が実施されても変わらない
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郵政民営化は進まず(郵政マネーは米国へ流れ地方の郵便局は淘汰ヘ
(『THEMIS7月号』記事より画像引用)
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