慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「尊厳死」は「贅沢死」?

2023年01月13日 | 宗教
🌸安楽死と尊厳死4

⛳養鶏と優生思想の結びつき
 ☆ヤマギシ会と、大田の思想はどう結びつき
 *山岸は、養鶏家で、鶏の品種改良もしていた
 ☆山岸は、優生思想に近い考え方を持っていた
 *動物については、優生思想さほど批判されないが
 *人間にそれを応用するわけにはいかない
 ☆ヤマギシ会は、人間の身体を変えるのではなく
 *心を変えるという方向に向かう
 *ヤマギシ会の中では「執着」や「我執」と言う
 ☆人間は我というものによってとらわれているとした
 *人間は、自分というものにとらわれたり
 *社会の慣習とかにとらわれたりしている
 ☆太田は、ヤマギシ会の優生思想の考え方に共鳴した
 *人間は老いても、生きていかなければいけないのだろうか?
 *太田は「とらわれ」から解放いう発想に行き着いたのでは?
 ☆太田は、自分が老いたときの問題として述べた
 *運動として始まってしまうと
 *多くの人のニーズ、社会的な要求を取り入れなければならない
 *結果として「尊厳死」という方向に行った
 ☆「老い」をどう考えるか
 *多くの人が長生きできる社会になり、延命措置もある社会になった
 *生きてはいるけれども、ちゃんと「生ききって」いるのか
 *今後、このことについては、向き合う必要が高まってくる

医療と福祉の限界
 ☆社会の中で優位な立場にある人たち
 *最終的に尊厳死を望んで実現するのはある意味贅沢な欲望
 ☆今後よりいっそう問題になってくる事
 *高齢化に伴って福祉の対象になる人が莫大に増えていく
 *日本は国民皆保険で、介護保険もある
 *日本は、手厚い福祉の国であることは間違いない
 ☆高齢化が進み、若い年代の人口が減っていけば
 *税収は減るのに福祉、医療にかかる費用が増える
 *現在の社会福祉の体制を維持できるのが問われている
 *この水準を今後維持するのは、端的に言って不可能です
 ☆私たちが当たり前だと思っていた、高齢者が医療や介護
 *十分に受けられる社会に限界が来ている
 *当然としていた延命措置ができなくなる可能性もある
 ☆自分の意思で選択する「尊厳死」
 *延命措置が前提なのですから贅沢なことにもなっている

延命措置の可否
 ☆現在の日本、延命措置が過剰だという意見もある
 *動くどころか意識もまったくないのに生かされる
 *食べる力がないのに胃療をする
 ☆健康な多くの人
 *「自分には無理な延命措置をしないでくれ」と考える
 ☆自分が、あるいは家族がその立場になると
 *なかなか止める踏ん切りがつかない
 *最後の段階になると、心はいろいろ変わる
 *人間の意思は一貫していないもの
 ☆医療技術は、日々進歩し、治る確率は高くなっていく
 *そうしたことも、すでに決めたことに影響を与える

難しい現代の「老い」
 ☆人間は年をとるとだんだん頑固になる傾向がある
 ☆「老成」という言葉があった
 *昔は老人が知恵のある年寄りになっていくというイメージがあった
 *現代社会は、知恵というものが絶えず更新されていく
 *困ったことが起きるても。老人に相談する社会ではない
 ☆老人の側から見ると
 *変化が激しすぎる社会のことがわからず
 *自分のノウハウが通用しく、自分の知恵が活かされない
 *現代の老人が置かれた環境は過酷なもの
 *老人の価値は年を重ねるにつれて低くなってしまう
 ☆老人にはかなりのストレスが溜まる
 *昔は若者がキレると言われましたが、現代は老人がキレる
 ☆キレる人とは
 *社会から重要視されているかどうかというところと関係する
 *昔でいう不良の若者は、社会から「必要がない」と言われキレた
 *そうすることでしか人間としての存在感を示せないわけです
 *それが、そのまま高齢者に移ってしまった

「老人は治る見込みのない一種の業病である」と太田は述べた
 ☆太田の言葉に「真実」を感じる方もいると思う
 ☆インドで人生を4つの期間に分ける「四住期」の考えがある
 *若いうちに師に学ぶ「学生期」
 *家庭を作る「家住期」
 *修行をする「林棲期」
 *人生の最後である「遊行期」
 ☆遊行期は、最後は世俗の社会を捨てる
 *乞食のような生活を送るということです
 *日本のお遍路などという生易しいものではなく
 *最後は行き倒れになって死ぬ
 *これが、輸廻から逃れるための一番有効な方法だと信じられている
 *命を絶つ「自殺」ではありませんが、 一種の社会的自殺です
 *こうした人生の終わりを選ぶことなのです
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死に方の思想』






「尊厳死」は「贅沢死」?
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海上保安庁・中国の領海侵入... | トップ | My English practical train... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗教」カテゴリの最新記事