慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

平等という名の全体主義(森会長辞任)

2021年02月22日 | 五輪
🌸モンテーニュとの対話 「随想録」

 ☆人が新しい論拠で、私を追いつめるとき、私の方は考える
 *わたしは今それに返答ができないが
 *やがて誰かがそれに答えてくれるであろう
 ☆我々が言い破ることのできないすべての真らしいこと
 *信ずるのは、あまりにおめでたすぎる
 ☆現代の常識、「急進的平等主義」とカネが「真」なのかも
 (この世界に絶対などない)
 *時間がたてばそれが「誤り」になる可能性はいくらでもある
 ☆社会改革は、伝統を踏まえながらするのが必要
 *古い価値観を持った人間の意見を「老害」と排除することなく
 *受け止めながら、ゆっくりと進めてゆく以外に道はないはずだ
 ☆森氏叩きに興じる人々、おめでたすぎるし危険だ

⛳横断の仕方に性差はあるか?
 ☆家の近くの信号機のついた横断歩道、最寄りの駅に行くケース
 *横断歩道を渡り右に15メートルほど進んで左折が必要
 (クランク状に歩くのが良い)
 ☆信号が青に変わると、横断歩道を無視して右斜めに進む人が多い
 *駅に行くには近く、その割合は圧倒的に女性が多い
 ☆この差はなんだろう
 *男性は女性よりも社会のルールにより強く縛られているから?
 ☆妻にこのことを話すと
 *あなたの目は偏見で曇っている
 *<女はこんな存在>という思い込みで世の中を見ている
 *男女や年齢に関係なく、右斜めに行きたい人は行く、それだけ
 *属性の問題ではなく個の問題と
 ☆人間は環境のなかで自分を形成してゆく
 *骨の髄まで染みこんだ価値観
 *現代の常識に合わせて変えるのはなかなか困難だ
 *還暦を過ぎた人間にはなおさらだ

東京五輪組織委員会の森会長の「舌禍事件」
 ☆森喜朗氏
 *古い価値観を更新できず、現代の常識に合った芝居もできない人間
 *表舞台から身を引くしかないのかと暗澹たる気分になった
 ☆古い価値観には、理性の暴走を抑える良識が潜んでいることが多い
 *それを「老害」と切って捨ててしまう社会
 *この先きっと大きな落とし穴にはまってしまうだろう
 ☆社会は、現代の常識にそぐわなくとも
 *排除せずに参考意見にするぐらいの寛容さがほしい

⛳最強の武器は「平等」
 ☆森氏「女性蔑視」と指摘され、謝罪しIOCそれでよしとした
 *IOC突然手のひらを返し、森氏の会長辞任が妥当だとした
 ☆IOCに多大な放映権料を支払う米国のテレビ局NBC
 *森会長は大坂なおみから性差別に関して非難を受けた
 *彼は去らねばならないと題したオピニオン記事をアップした
 ☆米国のテレビ局NBCの記事が決定的だった
 *IOCも結局はカネなのだ
 ☆日本のグローバル企業「沈黙は森さんの発言を是認する」として
 *森発言を批判するコメントを発表した
 *海外市場を守るためとはいえ
 *判で押したようなコメントを発表せざるをえない

何よりも気がかりなのは
 ☆世界が「平等」を神にいただく全体主義に傾きつつある
 ☆民主主義の定着した先進国で「差別を許さない」と叫べば
 *大半の敵を撃破することができる
 ☆「平等」こそが最強の武器なのだ
 ☆森さんの発言に抗議する意思を示そうと
 *白いスーツを着用して国会審議に臨んだ女性議員たち
 *戦時中「ぜいたくは敵だ」と街頭活動をした
 *国防婦人会の割烹着姿の女性たちを連想してしまった
 ☆不寛容な全体主義の足音が聞こえてこないだろうか
 ☆誤解を恐れずに言えば
 *「平等」を過度に追求すれば、その先にあるのは共産主義だろう
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、「産経新聞」




平等という名の全体主義(森会長辞任)
「産経新聞」記事より画像引用)

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