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「日本の移民」「起源的核家族系国からの移民」

2024年03月28日 | 社会
🌸21世紀 世界と日本の深層5

 ☆直系家族・日本人口減少社会に未来はあるのか
 ☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
 * フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
 *これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ

⛳騒乱は若年人口の膨張がないと起こらない
 ☆トッドの重要な言説
 *社会が近代化へ移行するときには必ず騒乱が起こる
 (明治維新やフランス革命、ロシア革命、近年ではアラブの春等)
 ☆戦後の日本でそういう時期、60年代末の「全共闘運動」
 *運動の中心を担ったのは法政、明治、中央等の中堅の私立大学
 *典型的な直系家族の剰余人員たちが大学に進学した時代
 *当時の学生は、自分がかかえている貧しさへの不満と
 *社会がひと足先に豊かになっていくことへのずれの感覚があった
 *当時の学園紛争の主な要因はこれだった
 *団塊の世代で人口は多く、運動を後押しするすそ野も広かった
 ☆日本にもいま高学歴ワーキングプアが増えている
 *不満は高まっているが、若年人口は減少している
 *人口爆発を伴わない不満の高まりだけでは、革命は起きない
 ☆今後、深刻な問題になるのは
 *直系家族社会に内在する少子化の問題
 *それを解決するために導入される移民の問題
 ☆直系家族の特徴
 *イエの跡を継いでくれる長男が一人いれば、他はいらない
 *教育熱心で、教育にお金がかかる
 *中流以下の家庭、一人の子供を教育投資するのが精一杯
 ☆日本は、少子化が加速するのは防ぎようがない
 *労働力として移民導入が不可欠になる
 *同じ直系家族の国であるドイツが参考になる

第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
 ☆ドイツは戦後、国家が西と東に分断された
 *資本主義国となった西ドイツの人口も半分になった
 *直系家族特有の教育熱心と知識蓄積が幸いして
 *西ドイツは驚異の戦後復興を遂げました
 ☆西ドイツでは、労働力が決定的に不足となった
 ☆西ドイツ、トルコから労働力として移民を受け入れた
 *直系家族の差異主義がもろに出てトルコ系移民
 *ドイツ人国民として統合されぬまま、移民コミュニティーを形成し
 *第二国民として不満をかかえながらも今日までやってきた
 ☆アラブの危機によるシリア系移民が大量に流入
 *彼もトルコ系移民と同じ運命を辿るのでは
 ☆新たな問題を生む
 *トルコ系移民にドイツ人の直系家族的差異主義が浸透する
 *今度はトルコ系移民がシリア系移民を差別する
 *三段階の差別構造が生まれる
 ☆ドイツの差異構造
 *第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
 *移民で労働力の問題は解決されるが
 *国民の統合に関して難しい問題をかかえ込んだ

日本がこれから選ぶべき道
 ☆ドイツと同じ直系家族の日本
 *日本はドイツと違って一元的な直系家族の国ではない
 *西南日本には起源的核家族の多くのバージョンが点在している
 ☆日本列島は、直系家族プラス起源的核家族の連合体
 *起源的核家族の移民だったら統合は不可能ではないではない
 ☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
 * フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
 *これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ

 ☆東南アジアの国ではすでに女性識字率が50%を超えている
 *「幼年期」を脱し、テイク・オフを完了させている
 *これからはあまり人口が増えずに少子化に向かっている
 ☆日本がいくら移民招致を打ち出しても
 *移民してくれないという事態が予想される
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』





「日本の移民」「起源的核家族系国からの移民」
(ネットより画像引用)

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