慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「株高」「実質賃金↓」「インフレ政策」「財務省」

2024年04月07日 | 政治
🌸株価高騰の裏で何が起きているのか1?

 ☆日経平均株価が初めて四万円を超えた、岸田首相は歓迎した
 ☆しかし、円安は止まらず、物価高が私たちの生活を圧迫している
 ☆「今の株高」が示す日本の状況
 *政治経済学者の植草一秀氏が語る

日本経済は27年間停滞したまま
 ☆日本の株価上昇の要因は3つ挙げられる
 ①日本の株価が割安である
 ➁企業利益が増加傾向にある
 ③大幅な円安
 *例、マクドのビッグマックの価格で、日本は米国の半値
 *まるでバーゲンセールであり、これは株価にも当てはまる
 ☆日本の割安な株価に関して
 *日本の株の「益利回り」は6%強で、驚くほど高い利回り
 *長期国債(10年)の金利はまだ非常に低い
 *株が買われ、株価が上昇するのはおかしいことではない
 *しかし、株高をもって日本経済が順調であるとか
 *経済が成長しているとは必ずしもいえません
 *株式はあくまで企業利益だけを反映するもの
 *実際、日本経済全体は、27年間全く成長していない
 *同じ期間に米国経済は3.3倍、中国25倍
 *世界を見ると日本経済だけが成長できず停滞を続けてきた
 *賃金統計でも、日本の一人あたりの実質賃金は同様の状態
 *つまり、経済も賃金も大幅に悪化した中で
 *企業利益を反映する指標だけが良くなっている

「インフレ誘導」は政府と大企業の為の戦略
 ☆安倍政権のアベノミクスは「インフレ誘導」を看板として掲げた
 *黒田総裁とともに、インフレ誘導政策をとった
 *これこそ愚策であり、失敗に終わったことは、不幸中の幸い
 ☆インフレが良くない理由
 *日本ではこの四半世紀、実質賃金が減り続けている
 *その状況で、インフレは労働者にとってプラスにはならない
 *企業にとっては労働コストが減ってプラス、労働者側はマイナス
 *インフレは、借金をする側と賃金を払う側に利益を与える
 *預金する側と賃金を受ける側に損失を生む
 *日本で一番借金をしているの日本政府で、借金王です
 *政府、激しいインフレが起きると借金の棒引きができる
 *政府がインフレ政策を推進するのは、自らと大企業のためなのです
 ☆インフレ誘導の考え方は、米国の経済学者、クルーグマン
 *世界で競争が拡大し、先進国が競争力を失った
 *それを打開するため、先進国の企業の労働コストを下げようと考えた
 *インフレ誘導は、実質賃金を下げるために提案されたの
 ☆日本のインフレ誘導政策
 * 一般国民・労働者・生活者・消費者のためのものではない
 *政府と大企業の利益のための策略
 ☆日本では、なおインフレ誘導の旗が振られてきました
 *日本の庶民・労働者は非常に大きな損失を受け
 *GDPは昨年ついに世界第四位にランキングを落としました
 *日本経済の衰退は国内にいるとあまり実感がありませんが
 *国際標準から見ると極めて深刻な状況です

⛳日本経済が「成長」しない2つの原因
 ①日本経済「成長」しない理由
 *かっての日本は製造業が産業の主体で
 *比較的生産性の向上が進展しました
 *けれども、製造業の中核は
 *日本から韓国・台湾等の他地域に移っている
 *ポスト工業化の世界で経済を牽引するのは
 *アマゾン・グーグル・アップル等の米国系テック企業です
 *こうした企業が日本には見当たらない
 *日本が新しい時代に価値を生み出す力を失ったこと
 ➁日本経済「成長」しない理由
 *経済のパイが増えない中で、どう分けるかという分配問題
 *結論から言うと、分配の格差がどんどん広がっている
 ☆日本経済の超停滞理由をまとめると
 *生産性上昇が消滅して成長力を失ったことと
 *所得分配で中間層を破壊して貧困化させてきたこと
 *所得の少ない階層に過酷な消費税増税が追い打ちをかけている

 ☆こうした政策路線をとってきたのが自公政権と財務省であり
 *岸田首相は財務省の意向に従う傾向が強く見られる
 ☆今、株高を背景にした「新NISA」真っ盛りです
 *これも金融業界が最重要天下り先である財務省・金融庁の策略
 *岸田政権は骨の髄まで財務省路線と言ってよい
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『紙の爆弾』


「株高」「実質賃金↓」「インフレ政策」「財務省」
『紙の爆弾』より画像引用)
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「雌雄同体」「ハシリトカゲ」「ワニやカメの雄雌」

2024年04月07日 | 生命科学
🌸人間になぜ性があるのか1

人間の悩みは3つに分類できる
 ①「自分の生存にかかわる問題」
 *人間が増えるものの、自分が末裔であるために起きている問題
 ➁「他者との関わりにおける問題」
 *人間が協力的な社会を発展させたことで生じている問題
 ③「生殖にかかわる問題」
 *恋人がいない、子どもができないといった問題
 *生殖の結果出てくる親子間での悩み
 (親がうるさい、子どもが言うことを聞かない等の悩

自分以外に異性を見つける必要 「生殖にかかわる問題」
 ☆現在生きているすべての生物、増えて遺伝するものの子孫
 ☆ただ増えていただけではなく、他の生物と競争し
 *より生き残りやすく
 *より多くの子孫を残せるように進化してきた
 ☆私たちの体や心
 *多くの子孫を確実に残すことに適したつくり
 *人間にとっても、生き残って子孫を残すことは最重要事項
 ☆人間を含む多くの動物の増えかたは単細胞生物とは違う
 *単細胞生物の場合は、成長してある程度の大きさになったら
 *2つに分裂すればよいだけでした
 ☆人間の場合、オスとメスがお互いの生殖細胞を受精させなければ
 *子孫は作れず、このしくみが「性」と呼ばれている
 *性の存在によって、人間を含む多くの多細胞生物が
 *子孫を残すためには、ややこしい手続きが必要となった
 ☆必ず自分以外に異性の個体を見つける必要がある
 *異性の個体は、子孫の生存率を高めるためにも
 *できるだけ優秀な異性を探す必要がある
 *そして相手の同意も必要
 ☆人間を含む多くの脊椎動物、いかにして優秀な異性を見つけるか
 *そしていかにして優秀な異性だとみなされるかが
 *子孫を残すための重要事項

生物によって違う性のありかた
 ☆人間には、生物学上はオスとメスという2種類の性がある
 *これは生まれたときから遺伝子によって決まっていて
 *死ぬまで変わることはない
 ☆人間と同じ脊椎動物の爬虫類のハシリトカゲの一種
 *メスだけで子どもが作れる、この生物にとってオスは必要ない
 ☆カタツムリやナメクジは、基本的に雌雄同体
 * 一個体の中にオスの生殖器とメスの生殖器の両方を持つことで
 *状況に応じてオス、メスどちらのふるまいもできる
 *雌雄同体のほうが交尾ができる確率が上がることになる
 ☆人間やほ乳類の性、性染色体の型により遺伝的に決まる
 *両親からⅩ染色体を受け継ぎ、〷になれば女性になり
 *父親からYを、母親からⅩを受け継いでXYになれば男性になる
 *生物学的性は生まれつき決まっている
 ☆ワニやカメでは、卵の時点ではまだ性が決まっていない
 *卵が孵化するときの温度で性が決まるものが多い
 *ウミガメ、ある一定温度より高いとメスに低いとオスになる
 ☆人間ばかり見ていると、性とは生まれたときから死ぬまで
 *固定された絶対的なものだという感じがするが
 *生物界ではそもそも性がなく、オスとメスの決め方も曖味で
 *確固たるものではない
 ☆生物にとって、性とは増えるときのオプションのひとつだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』

                   (ハシリトカゲ)



「雌雄同体」「ハシリトカゲ」「ワニやカメの雄雌」
(ネットより画像引用)
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動物の餌取り行動は、収支決算(B/C)考慮する

2024年04月07日 | 生命科学
🌸餌取り行動の収支決算1

 ☆動物は餌を得るためにエネルギーを費やす
 *餌から取得したエネルギーを超えるような餌採りはしない
 *餌取り行動で、エネルギーの収支がマイナスにならない
 ☆動物の中には、道具を使ったり餌を貯蔵したりすることで
 *より安定して餌を確保している動物もいる

⛳動物の行動の新しい追究道具
 ☆ツバメが今、杉林の上空で餌の昆虫を探している場合
 *ツバメの採餌行動のエネルギー収支
 *ツバメの行動のエネルギー収支が負になる採餌行動を続けるなら
 *ツバメは餌を捕るたびに栄養不足になり、早晩命を落とす
 ☆動物がより確かに生きていくためには
 *動物は、獲得エネルギ/消費エネルギー値(B/C)を大きくする
 ☆動物がある餌を採る場合
 *その餌はどこで探すのがいいか
 *1日のいつ探すのがいいか
 *どれだけ長く探すのがいいかなど
 *採餌行動を最適な状態で行動をしている
 ☆行動を実践したときのコストと得られた結果の利得に注目し
 *行動を定量的に測定する研究した
 *動物行動学はこれを契機に大きく発展した
 *この研究方法は、多くの採餌行動の研究を促進した

どこでどのように採飼するか
 ☆餌をどこでどのように探すかは
 *採餌行動のB/Cの値に大きな影響を与える
 *肉食動物にとって被食者が集まるところは日や時刻で変化する
 *草食動物の場合は餌場は急激に変化することはない
 (食いつくして枯渇する危険はある)
 ☆ヨーロッパに棲息しているコクガン鳥
 *ヨーロッパ沿岸で越冬し、春、北に移動し高緯度地方で繁殖する
 *その移動と繁殖を前に、 コクガンはオランダなどの沿岸の湿地で
 *自生しているハマオコベを食べ、栄養の蓄積を行う
 *コクガンはハマオコベを根こそぎ食べるのではない
 *中下部の古い部分は残し、若い葉をはみとって食べる
 *ハマオコベの上部にはタンパク質などの栄養素がより豊富にある
 ☆コクガンは上部3分の1をはみとって食べる
 *栄養素が豊富な部分を選択的に摂取していただけでなく
 *4日に1度の頻度で同一の餌場を利用することできる
 *最も効率的な餌の再生産を実現している

肉食動物、獲物がいそうな場所を探り当てても、獲物を手にできない
 ☆問われるのは、獲物をどのように探すかです
 *むやみやたらに探し回っても、獲物は手に入らない
 *探し回るコストが大きくなり採餌行動の採算が取れなくなる
 ☆ナナホシテントウムシはアブラムシを好んで食べる
 *被食者のアブラムシは
 *バラバラに離散して生活しているのではなく
 *特定の植物などに集中して生活している
 *テントウムシのアブラムシ探しは2つの異なる行動から成っている
 ①アブラムシがいる場所を探し当てるための探索行動
 *探索行動でテントウムシが歩いた足跡を追跡する
 ➁探索行動は、捕食したアプラムシがいた近辺に集中する
 *その近辺を小まめに探し回る
 *アブラムシが集中的に分布していることを考えると
 *理にかなった探索行動といえる

ショウジョウバエも、庶糖液を見つけた場所近辺を集中的に探す
 ☆どれくらいその場所に執着するかは遺伝的に決まっている
 *「居座り」系統のショウジョウバエは160秒間その場に執着して探す 
 *「流浪者」のショウジョウバエは、同じ条件下で10秒しか探さない
 ☆何気ない動物の行動も、B/C値の観点から分析すると
 *動物たちの思わぬ「意図」が見えてくることがある
                      (敬称略)
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⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』


動物の餌取り行動は、収支決算(B/C)考慮する
(ネットより画像引用)
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「坐禅+禅問答」「公案(古則・現成公案)」

2024年04月07日 | 宗教
🌸臨済宗教えー公案

 ☆知識や理屈では解決できない1700もの問題集

坐禅しながら禅間答に取り組む
 ☆禅宗では、経典や教義によらず
 *坐禅を組んで自分の心のなかにある仏性(仏の心)を見つ
 *自ら悟りを得ることを信条としている
 *臨済宗は、この教えが基本だ
 *坐禅とともに重視する修行法がある
 ☆公案、いわゆる禅問答
 *坐禅中に、公案を与えて思案させることを重視する「公案禅」
 (公案とは、役所の公式文書という意味で、絶対的命題の意味)
 *禅僧としてのあるべき姿を規範として示したもの
 ☆公案は、古則公案と現成公案の2種類に分けられる
 *古則公案とは、禅の祖師や高僧の言行録をもとにした問題
 (全部で1700則もある)
 ☆公案は知識や理屈では解けない問題ばかり
 *普通の書物を読むように理解できる問題はない
 *世間一般の常識を疑わせるところにねらいがある

⛳真の悟りを日常生活で体現
 ☆古則公案をクリアした禅僧には印可が与えられる
 *これをが「悟り」だが、真の悟りに達するためには
 *現成公案を解決する必要がある
 ☆古則公案が禅僧としての対応を身につける訓練
 *現成公案はそれを日常のなかで解決していく実践
 ☆仏の教えは日常のあらゆる場所にあらわれる
 *日常に潜む悩みや葛藤、雨風などの自然現象
 *出会うすべてのことが公案である
 *これらと向き合って取り組むことが現成公案だ
                          (敬称略)
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⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』


「坐禅+禅問答」「公案(古則・現成公案)」
(ネットより画像引用)
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