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『ヒトゲノム解読完了』から20年

2023年04月23日 | 生命科学
🌸『ヒトゲノム解読完了』から20年 

 ☆遺伝情報利用の光と影

ヒトの細胞には、遺伝情報が収められている
 ☆遺伝情報は「二重らせん」の構造に書き込まれている
 *ヒトゲノムは「ヒトの設計図」
 ☆ヒトゲノムに4つの物質(4つの色)
 *「どのような順番で並んでいるか」が遺伝情報
 ☆遺伝情報には、からだ・細胞の材料を作る部分
 *その材料をいつどれくらい作るのか
 *コントロールする部分などがある




2003年ヒト1人分のすべてのゲノムを解読した
 ☆解読費用は、当時3000億円以上で時間も掛かった
 ☆現在では、1日で1人分を解読出来る
 *解読費用は、1人分で10万円くらい



遺伝情報には、少しだけ違いがある
 ☆違いが、顔つきなどの個性・特徴になっている
 ☆違いにより、病気との関係もわかってきました


遺伝情報と最も明確な関係にある病気が「がん」
 ☆紫外線や喫煙などが要因となって
 *細胞の遺伝情報の変化し、遺伝情報にキズがついて
 *キズが蓄積して「がん」発症する
 ☆大腸細胞での「がん」が発症



自分にあった効果の高い薬の探索
 ☆同じがんの患者でも
 *ある人には上図の「青の薬」が効果がある
 *別の患者では、「赤の薬」が効果がある
 ☆この原因はさぐるのが「がん遺伝子パネル検査」
 *がん細胞のキズができた場所が患者によって異なるため
 *自分にあった効果の高い薬にたどり着くことができる


遺伝情報からは、病気のなりやすさを知ることもできる



遺伝情報の「影」
 ☆倫理的な課題
 ☆受精卵に、様々な操作が可能になっている
 *その一つが「ゲノム編集」との組み合わせ
 *遺伝性の病気の原因となる遺伝情報をゲノム編集で書き換えて
 *その病気にならないようにして、着床させる
 ☆書き換えた遺伝情報
 *生まれてきた子どもだけでなく
 *その子の子孫に受け継がれる
 *あとから、何らかの問題が明らかになった場合
 *取り返しのつかないことになる危険がある







受精卵以外も、遺伝情報を調べるのも可能
 ☆病気になりやすいかどうかの等のリスク調査で
 *就職や結婚など様々な場面で「遺伝情報による差別」
 *といった指摘がある
 ☆日本では、こうした課題について、十分議論されてきていない


                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK『時事公論』

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