散歩道でもやもやした煙の様なものが付いた木が目立ち始めました。スモークツリーの木です。このもやもやは花では無く、花後の不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになったものです。花はこのもやもやが出てくる前に目立たない小さな花を付けます。この木は雌雄異株で、雄花にはもやもやは付きません。
花の中心に一つ雌しべがあるのが雌木、中心を取り巻くように五つ雄しべがあるのが雄木です。
今回のスモークツリーは葉が緑と紫の2種類です。
他にはヒルガオ、アグロステンマを掲載します。
昨日、今日と少し涼しい日が続いていますね。
スモークツリー(緑系)、花は雄花で、この木では花が落ちた柄がそのまま残っただけで、スモークは出来ませんでした。スモークの付いた写真は別の場所で撮影したものです。
スモークツリー(紫系)、花は雌花で5月2日に撮影、スモークの写真は5月23日撮影です。
紫の葉のが付いているのをロイヤルパープルと言うようですが、この木は葉が少し緑がかっています。恐らくいずれ緑になるグレースと言う品種ではないかと思います。夏には緑色になるようですから、注意して観察して見たいと思います。
ヒルガオ
アグロステンマ