「フェイジョア」とは、学名 Acca sellowiana(旧属名:Feijoa sellowiana)として知られる、ミント類やグァバに近い香りと独特な甘酸っぱさを持つ果実をつける低木または小さな樹木です。
南アメリカ原産ですが、ニュージーランドやカリフォルニア、日本を含む各地で家庭菜園や果樹園において栽培され、その観賞価値と実用性の両面から人気があります。フェイジョアの果実は、外側はややざらついた緑色の皮に包まれ、中は白く柔らかな果肉と多数の小さな種が含まれています。
その香りは、パイナップル、グァバ、ミントなどのニュアンスを感じさせ、食べると爽やかかつやや酸味のある味わいが楽しめるため、生食はもちろん、ジャムやジュース、デザートなどにも幅広く利用されています。また、フェイジョアは花も美しく、庭のアクセントとしても楽しめる点が魅力です。
「ビヨウヤナギ」は、ハイパーリカム科に属する植物で、学名は Hypericum monogynum L.(1763年記載)とされています。日本や中国など東アジアを原産とし、その美しい黄色い花や独特の風情から、観賞用としてもまた伝統医学の分野でも注目される存在です。
外観としては、ビヨウヤナギは落葉性の低木または灌木として成長し、シンプルで細長い葉と、一般的に五弁からなる黄色い花を咲かせます。日当たりの良い場所やある程度湿度のある環境を好み、庭園や自然の中で育てられることが多く、その彩りある花は春から初夏にかけてひときわ映えるとされています。また、その名前「ビヨウヤナギ」にも見られるように、伝統的な利用法としては美容や健康をサポートする目的で採用される歴史があります。一部の研究では、この植物に含まれる成分が抗炎症作用や抗酸化作用、さらには皮膚再生の促進に寄与する可能性が示唆され、近年では化粧品やスキンケア製品の原料としての応用が期待されることもあります。
ビヨウヤナギ
ドクダミ(学名: Houttuynia cordata)は、日本や東アジアに自生する多年生の草本植物で、ドクダミ科に属します。
湿った陰地を好み、地面を覆うように広がる地下茎で繁殖するこの植物は、ハート型の葉や紫みがかった茎、そして独特の強い香りが特徴です。初夏になると、控えめな白い花を咲かせる姿も見られ、各地の野山や庭先で親しまれています。
伝統的な民間療法においては、ドクダミは古くから健康維持のための薬草として利用されてきました。特に、乾燥させた葉を用いたドクダミ茶は、利尿、解毒、そして消炎作用が期待されるほか、疲労回復や免疫力の調整など、さまざまな効能が注目されています。現代のハーブ療法や健康食品の分野でも、その有用性が再評価され、利用法や抽出方法の研究が進められています。
ドクダミ
シンビジウム(シンピジューム)は、ラン科の多年草で、冬から春にかけて美しい花を咲かせる人気の洋ランです。
寒さに比較的強く、初心者でも育てやすいのが特徴です。花色は白・ピンク・オレンジ・黄色・緑・茶色など多彩で、香りのある品種もあります。
年間を通して日当たりの良い場所で育てるのが理想的です。ただし、夏場は強い直射日光を避けるため、遮光ネットを利用すると良いでしょう。春から秋にかけては乾燥させないようにたっぷりと水を与えます。冬は水やりの頻度を減らし、週1~2回程度にします。
シンピジュウム
カンパニュラ・アルペンブルーは、キキョウ科の耐寒性常緑多年草で、初夏に淡い紫色の星形の花を無数に咲かせる美しい植物です。和名では「星桔梗(ホシギキョウ)」とも呼ばれます。
この品種はほふく性があり、地面を這うように成長するため、グランドカバーとして利用されることが多いです。また、ハンギングバスケットや高さのある鉢に植えると、茎が垂れ下がりながら花を咲かせるため、より魅力的な姿を楽しめます。
アルペンブルー
クレマチス・ニオベは、1975年にポーランドで作出されたジャックマニー系の品種です。
濃いワインレッドの花びらにクリーム色の蕊(しべ)が特徴で、咲き始めは暗褐色のような深い色合いですが、咲き進むにつれて明るい赤紫~ピンクへと変化します。
この品種は耐寒性が強く、つるの長さは約2.5~3mほどに成長します。開花期は5月から9月で、剪定は「弱剪定」が推奨されており、先端から1~2節ほどのところで切ることで、翌年も美しく咲かせることができます。
クレマチスニオベ
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)は、ナス科ブルンフェルシア属の常緑低木で、南米原産の植物です。春から初夏にかけて、紫色から白色へと変化する花を咲かせ、甘く爽やかな香りを放ちます。
この花の特徴は、開花直後は濃い紫色ですが、時間が経つにつれて薄紫、そして白へと変化することです。そのため、英名では「Yesterday-Today-and-Tomorrow(昨日・今日・明日)」と呼ばれています。
ニオイバンマツリ
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)は、タデ科イヌタデ属の多年草で、ヒマラヤ原産の植物です。日本ではグラウンドカバーとして人気がありますが、繁殖力が非常に強いため、植える場所には注意が必要です。
特徴として、春から秋にかけてピンク色の小さな球状の花を咲かせ、葉にはV字型の斑紋が入ります。秋になると紅葉し、美しい色合いを楽しめます。また、茎が地面を這うように伸び、節から発根して広がるため、庭や花壇での管理が重要です。
ヒメツルソバ
テイカカズラ(定家葛)は、日本や朝鮮半島に分布するつる性の常緑低木です。5月から6月にかけて、ジャスミンのような甘い香りの白い花を咲かせ、時間が経つとクリーム色に変化します。
この植物の名前は、藤原定家が亡き恋人・式子内親王を忘れられず、死後に葛となって彼女の墓に絡みついたという伝説に由来しています。庭木や垣根、盆栽としても人気があり、特に斑入りの「ハツユキカズラ」は寄せ植えやハンギングに使われます。
テイカカズラ
カランコエ (Kalanchoe) は、ベンケイソウ科に属する多肉植物で、鮮やかな花を咲かせることで知られています。特に冬から春にかけて開花し、室内でも育てやすい植物として人気があります。
花色は赤、ピンク、黄色、オレンジなど多様で、品種によっては八重咲きのものもあります。この植物は乾燥に強く、日当たりの良い場所を好みますが、真夏の強い直射日光は避けたほうが良いでしょう。また、冬の寒さには弱いため、気温が10℃以下になる場合は室内で管理するのが理想的です。
水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えることで根腐れを防ぐことができます。カランコエの花言葉には「たくさんの小さな思い出」「おおらかな心」などがあり、その可愛らしい花姿にぴったりの意味を持っています。
カランコエ
アッツザクラ(学名: Rhodohypoxis baurii)は、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、春から初夏にかけて美しい花を咲かせます。花色は白、ピンク、濃いピンクなどがあり、草丈は5~15cm程度とコンパクトで、鉢植えや花壇の縁取りに適しています。
この植物は日当たりを好みますが、真夏の直射日光は苦手なため、半日陰の場所が適しています。また、水はけの良い土壌を好み、過湿を避けることが重要です。冬は地上部が枯れて休眠しますが、霜に当たらないように管理すれば翌年も元気に育ちます。
アッツザクラの花言葉には「可憐」「無意識の美」などがあり、その小さく愛らしい花姿にぴったりの意味を持っています。
アッツザクラ
アメリカフウロ(亜米利加風露、Geranium carolinianum)は、フウロソウ科フウロソウ属の一年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。日本では1932年に京都で発見され、現在では全国の道端や空き地などでよく見られる雑草の一種です。
草丈は数十cm程度で、枝分かれしながら横に広がる。葉は手のひらのような形で、3~5裂し、さらに細かく分かれる。花は直径5mmほどの淡いピンク色の花を咲かせる。果実は熟すと黒くなり、種子を放出する。日当たりの良い場所を好み、繁殖力が強い。
アメリカフウロの花言葉は「誰か私に気づいて」。道端などの目立たない場所に咲くことから、このような意味が付けられたようです。
アメリカフウロ
ヤマブキ(山吹、Kerria japonica)は、バラ科ヤマブキ属の落葉低木で、春に鮮やかな黄色い花を咲かせる植物です。日本の山野に広く分布し、庭木や公園樹としても人気があります。
花は4月~5月に開花し、黄金色の花を咲かせます。一重咲きと八重咲きの品種があります。葉は卵形で縁にギザギザがあり、秋には黄葉します。
日当たりの良い場所を好み、湿り気のある土壌でよく育ちます。庭木や生け垣として植えられ、観賞用としても人気。
ヤマブキの花言葉は「気品」「崇高」などで、その美しい花姿を表しています。また、日本の伝統色「山吹色」の由来となった植物でもあります。
ヤマブキ
アカメガシワ(赤芽槲、学名: Mallotus japonicus)は、トウダイグサ科の落葉高木で、日本の山野に広く分布しています。春に出る若葉が赤みを帯びることが特徴で、その美しい色合いが名前の由来となっています。
葉は大きく、カシワの葉に似た形。若葉は赤く、成長すると緑色に変化します。初夏(6~7月)に白い小さな花を咲かせる。雌雄異株。
果実は秋に褐色の蒴果をつけ、黒い種子を放出します。生育環境は日当たりの良い場所を好み、成長が早いです。樹皮は健胃薬として利用され、葉はあせも対策の入浴剤として使われます。葉や種子は染料として活用される。若葉は和え物やおひたしとして食べられることもある。アカメガシワは、荒れ地の緑化にも役立つ先駆樹種であり、生態系の回復に貢献する植物です。
アカメガシワ
ハルジオン(春紫苑)は、キク科ムカシヨモギ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。日本では道端や空き地などでよく見られ、春から初夏にかけて白や淡いピンク色の花を咲かせます。
花は細い舌状花が多数あり、中心は黄色い筒状花です。開花時期は4月~6月。葉は茎を抱くように生え、根元にはロゼット状の葉が残る。茎は中空で、折ると空洞がある。日当たりの良い場所を好み、繁殖力が強い。
ハルジオンの花言葉には「追想の愛」「悲しみの中の愛」「貧乏草」などがあります。特に「貧乏草」という別名は、摘むと貧乏になるという言い伝えからきています。
ハルジオン