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日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

アルペンブルーです

2025年08月09日 | 散歩(花)

カンパニュラ・アルペンブルーは、キキョウ科の耐寒性常緑多年草で、初夏に淡い紫色の星形の花を無数に咲かせる美しい植物です。和名では「星桔梗(ホシギキョウ)」とも呼ばれます。
この品種はほふく性があり、地面を這うように成長するため、グランドカバーとして利用されることが多いです。また、ハンギングバスケットや高さのある鉢に植えると、茎が垂れ下がりながら花を咲かせるため、より魅力的な姿を楽しめます。

アルペンブルー


クレマチスニオベです

2025年08月06日 | 散歩(花)

クレマチス・ニオベは、1975年にポーランドで作出されたジャックマニー系の品種です。
濃いワインレッドの花びらにクリーム色の蕊(しべ)が特徴で、咲き始めは暗褐色のような深い色合いですが、咲き進むにつれて明るい赤紫~ピンクへと変化します。
この品種は耐寒性が強く、つるの長さは約2.5~3mほどに成長します。開花期は5月から9月で、剪定は「弱剪定」が推奨されており、先端から1~2節ほどのところで切ることで、翌年も美しく咲かせることができます。

クレマチスニオベ


ニオイバンマツリです

2025年08月03日 | 散歩(花)

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)は、ナス科ブルンフェルシア属の常緑低木で、南米原産の植物です。春から初夏にかけて、紫色から白色へと変化する花を咲かせ、甘く爽やかな香りを放ちます。
この花の特徴は、開花直後は濃い紫色ですが、時間が経つにつれて薄紫、そして白へと変化することです。そのため、英名では「Yesterday-Today-and-Tomorrow(昨日・今日・明日)」と呼ばれています。

ニオイバンマツリ


ヒメツルソバです

2025年08月01日 | 散歩(花)

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)は、タデ科イヌタデ属の多年草で、ヒマラヤ原産の植物です。日本ではグラウンドカバーとして人気がありますが、繁殖力が非常に強いため、植える場所には注意が必要です。
特徴として、春から秋にかけてピンク色の小さな球状の花を咲かせ、葉にはV字型の斑紋が入ります。秋になると紅葉し、美しい色合いを楽しめます。また、茎が地面を這うように伸び、節から発根して広がるため、庭や花壇での管理が重要です。

ヒメツルソバ


テイカカズラです

2025年07月28日 | 散歩(花)

テイカカズラ(定家葛)は、日本や朝鮮半島に分布するつる性の常緑低木です。5月から6月にかけて、ジャスミンのような甘い香りの白い花を咲かせ、時間が経つとクリーム色に変化します。
この植物の名前は、藤原定家が亡き恋人・式子内親王を忘れられず、死後に葛となって彼女の墓に絡みついたという伝説に由来しています。庭木や垣根、盆栽としても人気があり、特に斑入りの「ハツユキカズラ」は寄せ植えやハンギングに使われます。

テイカカズラ


カランコエです

2025年07月25日 | 散歩(花)

カランコエ (Kalanchoe) は、ベンケイソウ科に属する多肉植物で、鮮やかな花を咲かせることで知られています。特に冬から春にかけて開花し、室内でも育てやすい植物として人気があります。
花色は赤、ピンク、黄色、オレンジなど多様で、品種によっては八重咲きのものもあります。この植物は乾燥に強く、日当たりの良い場所を好みますが、真夏の強い直射日光は避けたほうが良いでしょう。また、冬の寒さには弱いため、気温が10℃以下になる場合は室内で管理するのが理想的です。
水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えることで根腐れを防ぐことができます。カランコエの花言葉には「たくさんの小さな思い出」「おおらかな心」などがあり、その可愛らしい花姿にぴったりの意味を持っています。

カランコエ


アッツザクラです

2025年07月22日 | 散歩(花)

アッツザクラ(学名: Rhodohypoxis baurii)は、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物で、春から初夏にかけて美しい花を咲かせます。花色は白、ピンク、濃いピンクなどがあり、草丈は5~15cm程度とコンパクトで、鉢植えや花壇の縁取りに適しています。
この植物は日当たりを好みますが、真夏の直射日光は苦手なため、半日陰の場所が適しています。また、水はけの良い土壌を好み、過湿を避けることが重要です。冬は地上部が枯れて休眠しますが、霜に当たらないように管理すれば翌年も元気に育ちます。
アッツザクラの花言葉には「可憐」「無意識の美」などがあり、その小さく愛らしい花姿にぴったりの意味を持っています。

アッツザクラ


アメリカフウロです

2025年07月20日 | 散歩(花)

アメリカフウロ(亜米利加風露、Geranium carolinianum)は、フウロソウ科フウロソウ属の一年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。日本では1932年に京都で発見され、現在では全国の道端や空き地などでよく見られる雑草の一種です。
草丈は数十cm程度で、枝分かれしながら横に広がる。葉は手のひらのような形で、3~5裂し、さらに細かく分かれる。花は直径5mmほどの淡いピンク色の花を咲かせる。果実は熟すと黒くなり、種子を放出する。日当たりの良い場所を好み、繁殖力が強い。
アメリカフウロの花言葉は「誰か私に気づいて」。道端などの目立たない場所に咲くことから、このような意味が付けられたようです。

アメリカフウロ


ヤマブキです

2025年07月17日 | 散歩(花)

ヤマブキ(山吹、Kerria japonica)は、バラ科ヤマブキ属の落葉低木で、春に鮮やかな黄色い花を咲かせる植物です。日本の山野に広く分布し、庭木や公園樹としても人気があります。
花は4月~5月に開花し、黄金色の花を咲かせます。一重咲きと八重咲きの品種があります。葉は卵形で縁にギザギザがあり、秋には黄葉します。
日当たりの良い場所を好み、湿り気のある土壌でよく育ちます。庭木や生け垣として植えられ、観賞用としても人気。
ヤマブキの花言葉は「気品」「崇高」などで、その美しい花姿を表しています。また、日本の伝統色「山吹色」の由来となった植物でもあります。

ヤマブキ


アカメガシワです

2025年07月14日 | 散歩(花)

アカメガシワ(赤芽槲、学名: Mallotus japonicus)は、トウダイグサ科の落葉高木で、日本の山野に広く分布しています。春に出る若葉が赤みを帯びることが特徴で、その美しい色合いが名前の由来となっています。
葉は大きく、カシワの葉に似た形。若葉は赤く、成長すると緑色に変化します。初夏(6~7月)に白い小さな花を咲かせる。雌雄異株。
果実は秋に褐色の蒴果をつけ、黒い種子を放出します。生育環境は日当たりの良い場所を好み、成長が早いです。樹皮は健胃薬として利用され、葉はあせも対策の入浴剤として使われます。葉や種子は染料として活用される。若葉は和え物やおひたしとして食べられることもある。アカメガシワは、荒れ地の緑化にも役立つ先駆樹種であり、生態系の回復に貢献する植物です。

アカメガシワ


ハルジオンです

2025年07月12日 | 散歩(花)

ハルジオン(春紫苑)は、キク科ムカシヨモギ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。日本では道端や空き地などでよく見られ、春から初夏にかけて白や淡いピンク色の花を咲かせます。
花は細い舌状花が多数あり、中心は黄色い筒状花です。開花時期は4月~6月。葉は茎を抱くように生え、根元にはロゼット状の葉が残る。茎は中空で、折ると空洞がある。日当たりの良い場所を好み、繁殖力が強い。
ハルジオンの花言葉には「追想の愛」「悲しみの中の愛」「貧乏草」などがあります。特に「貧乏草」という別名は、摘むと貧乏になるという言い伝えからきています。

ハルジオン


アカバナユウゲショウです

2025年07月10日 | 散歩(花)

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、南北アメリカ原産の帰化植物です。日本には明治時代に観賞用として導入され、その後野生化しました。
ピンク色の小さな花を咲かせ、花弁は4枚で赤い筋が入っています。開花時期は5月~9月と長く咲き続けます。葉は互生し、縁が波打つ楕円形。道端や空き地などでよく見られ、生命力が強い。
「夕化粧」という名前は、夕方に開花することから付けられましたが、実際には昼間でも咲いていることが多いそうです。アカバナユウゲショウの花言葉は「臆病」。小ぶりで可憐な花のイメージから連想されたのかもしれません。

アカバナユウゲショウ


ヒメコバンソウです

2025年07月07日 | 散歩(花)

ヒメコバンソウ(姫小判草)は、イネ科コバンソウ属の一年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。小穂(花の部分)がコバンソウに似ていて、より小さいことからこの名前がつきました。
別名「スズガヤ」とも呼ばれ、小穂を振るとかすかに音を立てるのが特徴です。草丈は10~60cm。葉は細長く、毛がなく、葉舌は山形。花期は春から夏(6~9月)小穂は三角形で淡い緑色、時に紫色を帯びる。
日本各地の道端や畑地、牧草地などに分布。江戸時代に日本へ侵入し、現在では全国で見られる雑草の一種です。興味深いことに、小穂の形が小判に似ていることから「姫小判草」と名付けられました。

ヒメコバンソウ


ヘラオオバコです

2025年07月04日 | 散歩(花)

ヘラオオバコ(箆大葉子)は、オオバコ科オオバコ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。日本では道端や河川敷などでよく見られます。
葉は細長いへら状で、地面に放射状に広がる。花は春から夏にかけて開花し、花茎の先に穂状の花序をつける。
生育環境は乾燥に強く、踏みつけられる環境でも育つ。ヨーロッパではハーブとして食用や薬用に利用される。
ヘラオオバコは、花粉症の原因植物の一つとされることもあります。また、オオバコとの違いは葉の形にあり、ヘラオオバコは細長く、オオバコは卵形の葉を持つのが特徴です。

ヘラオオバコ


ヒメフウロです

2025年07月02日 | 散歩(花)

ヒメフウロ(姫風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草で、学名は Geranium robertianum です。ヨーロッパやアジア、北アメリカなどの北半球の温帯地域に広く分布していますが、日本では特定の地域にのみ自生しています。
特徴としては、高さ20~40cmほどで、茎や葉には細かい毛が生えています。葉は深く3~5裂し、赤みを帯びることがあります。春から夏にかけて、直径1~2cmのピンク色の花を咲かせます。花びらは5枚で、紫がかった濃いピンク色の筋が入っています。
ヒメフウロは「医者泣かせ」とも呼ばれる薬草としても知られ、リウマチや腫瘍、風邪などに用いられてきました。また、化粧品の成分としても利用されることがあります。日本では、伊吹山や鈴鹿山脈などの限られた地域に自生しており、絶滅危惧種に指定されている地域もあります。

ヒメフユロ