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日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

閉鎖花をつけるヤブマメと野に咲く園芸種のトレニアです

2010年10月19日 | 散歩(花)

ヤブマメ

トレニア

日影橋の近くの梨畑の柵に巻きついて咲いていまいた。ヤブマメと言います。この花で初めて知ったのですが、花には普通に地上に咲く、開放花と花がが開かない、閉鎖花があるのだそうです。当然、閉鎖花は自花受粉で種を作ることになります。
閉鎖花を付ける植物は19種ほどあるそうです。中には地中、水中に閉鎖花を付けつ植物もあるのです。
このヤブマメは地上に開放花と閉鎖花を付け、地中にも閉鎖花を付けます。特に地中の閉鎖花は大きな豆を作りますので食用になるそうです。
スミレも閉鎖花を付けます。春先は開放花、秋に向かって閉鎖花で種を作るのだそうです。ネットで見ると閉鎖花だけを付ける植物はまれで、普通は両方付けるようです。目的は自花受粉による確実な子孫繁栄と他花授粉による質の異なる子孫の確保です。
このヤブマメは花を3種類付け、光の条件が悪くなると地上の開放花、閉鎖花の順で子孫作りを諦め、地中の閉鎖花で子孫を残すようにできています。厳しい環境でも生き残るためにできたシステムでしょうか。
もう1枚はトレニアという花です。田んぼの畦に2か所ばかり咲いていました。園芸種だと思うのですが、最近は園芸種でも結構あちこちに咲いているのを見かけます。
新しい花を見つけるため、刈り取ったばかりの田んぼの中を歩き回るので靴が汚れます。