エノコログサ(学名:Setaria viridis)は、イネ科エノコログサ属の一年生草本植物です。日本では「ネコジャラシ」とも呼ばれ、猫がじゃれて遊ぶ姿がよく見られることからこの名前が付けられました。
エノコログサは、夏から秋にかけて成長し、ふわふわとした穂が特徴です。この穂が犬の尾に似ていることから、「狗尾草(いぬっころぐさ)」という漢字表記もあります。
草丈は20~80cm程度で、道端や空き地など身近な場所で見かけることができます。
また、エノコログサは食用としても利用可能で、特に飢饉の際には食用にされたこともあります。現在では主に小鳥の餌として利用されています。
エノコログサ