活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

続々・歯軋りのこと

2008-07-01 01:32:37 | Weblog
土曜日の夜、早速マウスピースを使用してみることに。

自分の歯型の石膏から、透明なシリコンラバーのような材質のマウスピースを
剥がす。

結構ぴったりくっついているので、なかなか剥がれない。
無論、弾力性があるので、少々無理しても破れたりしないことは分かっては
いるが、つい慎重になる。

やっと取り外したそれは、ほんとに自分の歯型のクリスタルである。
うーん。インディ・ジョーンズのクリスタル・スカルの歯バージョンだ、
と一人で悦にいる。

次に、石膏歯型に魅入る。

うーん、自分の歯と歯茎って、こんな風になっているんだ、とシゲシゲと
思う。

が、あまり何時までも感心していても仕方ないので、マウスピースを
もう一度水洗いの上、上の歯にはめ込む。

当初予想していたよりも、抵抗感は少ない。
が、やはり違和感はある。
正に、奥歯に物が挟まった感じである(笑)。
#おーい、座布団取っとくれ~。

でも、確かにこれを嵌めていると、歯がすり合わさってギリギリと鳴る
ような事態は避けられそうである。

事実、その夜は、自分の歯軋りの音で眼がさめることも無かったし、
口中のマウスピースがうっとうしくって、夜中に無意識に外したりする
こともなかった。

朝起きてみると、口の中の感覚は…う~ん。そんなに急には分からないなあ。

ともあれ、その日はそれでお仕舞い。
口から外したマウスピースを水洗いして洗面所において、セレモニーは終了。

#この、洗面所に放置したことで、後に家人から怒られる(笑)。


翌日曜日。
寝床に入った瞬間に、マウスピースを付け忘れていたことに気がつく。
が、もう時間も遅く、睡魔の方が優勢だ。
何度か起き上がろうとしたが、そのうちに不思議界へ引きずり込まれて
寝入ってしまった。


その日の夜中。
いつもにもまして、盛大に歯軋りをしている自分に気がつく。
昨日していないから、煩く聞こえるのか?
もしくは、レベルアップしたのか?
仔細は不明だが、確かに歯軋りをしている。
マウスピースという緩衝材を無くした歯が、盛大に擦れ合っている音が、
よく聞こえてくる。

結局、このマウスピースも、あくまで対症療法。
本当に治そうと思ったら、そもそもなぜ歯軋りをするのか?といったところ
から踏み込んで対処しないと、絶対に治らないだろうなあ、と思う。

翌朝(つまり今朝)。
やはり少し痛い歯茎の感覚を覚えながら、これからはせめてマウスピースは
きちんと嵌めて寝よう、と、心に誓った次第である。

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